UFCアトランタ大会のメインイベントでカマル・ウスマンに敗れたホアキン・バックリーが、元ミドル級王者イスラエル・アデサニヤに対して激しい挑発と挑戦状を突きつけた。事の発端は、アデサニヤが自身のYouTubeチャンネルでバックリーの試合を見ながら「バックリーはウザい」「嫌いだ」と発言したこと。これに対し、バックリーはSNSで即座に反応し、その後自身のYouTubeで怒りを爆発させた。
ホアキン・バックリーは「負ける苦しみを知っているはずのアデサニヤが、他人の敗北を喜び、夢が潰れてうれしいなんて言うのは信じられない」と語り、「なぜそんなに俺にムカついているのか分からない。俺に怒るより、自分からベルトを奪った相手に怒れよ！」と痛烈に反論。さらに「俺は面と向かって言える男だ。お前も本音があるなら直接言え」と、アデサニヤの陰口スタイルを批判した。
バックリーはもともとミドル級でキャリアをスタートし、現在はウェルター級で活躍。ウスマン戦の敗北は170ポンド級転向後初の黒星だったが、それでも「アデサニヤが望むならミドル級に戻ってやる」と宣言。さらに「お前は中国人だろ？本物のアフリカンはドリカス・デュ・プレシ（DDP）だ」とアデサニヤのルーツやアイデンティティにも言及し、挑発をエスカレートさせた。
現在、ホアキン・バックリーは連勝が止まり再起を目指しているが、その闘志と話題性は健在。イスラエル・アデサニヤとの因縁がこのまま実現すれば、間違いなくUFCミドル級戦線に新たな火種が生まれるはず！両者の激突が実現するのか、今後の動向に注目だ。バックリーの逆襲、そしてアデサニヤのプライドを賭けた一戦に期待したい！