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ダスティン・ポワリエ、引退で「心の一部が死んだ」と告白!

UFCのレジェンド、ダスティン・ポワリエが2025年7月に故郷ルイジアナ州で開催されたUFC 318で引退を発表した。長年の因縁であるマックス・ホロウェイとのトリロジー戦は惜しくも判定負けだったが、その激闘ぶりは多くのファンの胸を熱くした。41戦にも及ぶキャリアの集大成として、彼はMMA史にその名を刻み、ライト級暫定王者としても輝かしい功績を残している。

ダスティン・ポワリエは2009年にプロデビューし、WECを経てUFCへ昇格。フェザー級では数々の強敵を破り実力をつけたが、ライト級転向後に真価を発揮。特に2019年のUFC 236では、暫定ライト級王座を獲得し、一気に頂点へ駆け上がった。アデサンヤやマクレガーなどビッグネームとの名勝負も数多く、ファンからは“ザ・ダイヤモンド”の愛称で親しまれた。

引退試合後、ポワリエはSNSにて「毎朝目覚めるたびに格闘技のことを考えている」「20年間捧げてきた自分の一部が死んだ」と心境を吐露。ファンや家族への感謝を述べつつ、戦い続けてきた日々の重みをしみじみと感じさせるコメントだった。

また、引退後もファンの質問に積極的に応じ、チャールズ・オリベイラ対ホロウェイの再戦に期待を寄せるなど、格闘技界への関心は衰えていない様子だ。今はリングを離れても、彼のMMAにかける情熱は永遠に消えることはない。

ダスティン・ポワリエの功績は計り知れず、その生き様は多くの格闘家の憧れであり続ける。長い戦いを束ねたラストマッチは終わったが、彼の物語はまだまだこれから。ファンは新たなステージで輝く彼を温かく応援し続けたい。ダイヤモンドは永遠に輝くのだ!