インタビュー・コメント

TJディラショー「試合を断った理由はケガもあったから」

UFC222のメインイベントでマックス・ホロウェイ対フランキー・エドガーがなくなったとき、代わりの候補としてTJディラショー対コーディ・ガーブラントによるバンタム級チャンピオンシップが挙がりました。

しかし最終的にUFCはプランBに向かい、クリス・サイボーグ対ヤナ・クニツカヤの女子フェザー級チャンピオンシップがUFC222のメインイベントを務めることが決定しています。

ディラショーがUFC222を断った理由は、第一子の誕生を祝ったこと、そしてデメトリアス・ジョンソンとのスーパーファイトの可能性に比べて、ガーブラントとのタイトルマッチは魅力的ではなかったからです。

しかしディラショーはそれ以外にも、ケガをしているという理由があったようです。彼は『The MMA Hour』で次のように語っています。

「私は内緒にし続けていたいくつかのケガに対処しているんだが、彼らは私に試合をするように求めてきたんだ。でも私の体はベストではなかった。4週間の準備期間で戦うだけでなく、私はケガをしているし、トレーニングもしていなかった。最近では子供に全ての時間を費やしているよ」

「考えるまでもなかったね。彼らは私に試合をするように求め続けていたが、それで頭を悩ますことはなかった。そのタイミングではないとわかっていたからね。彼らは私がもっと多くのお金があれば戻って来ると思っていたみたいだ。しかし私は健康ではなかったからできなかったんだ」

ディラショーとガーブラントはチームアルファメールで同じチームメイト同士でしたが、現在はライバル関係にあります。昨年11月のUFC217でディラショーは、ガーブラントを第2ラウンドノックアウトで勝利し、タイトルを獲得しました。

それ以来試合を行っていないガーブラントに対して、短期間で再戦のチャンスを与えるつもりはなかったとディラショーは語っています。

「一度も防衛していないのに、すぐに再戦を得た他のチャンピオンがいたら教えて欲しいね。彼はこれまで一度も自分のベルトを守ったことはなかった。彼は長い間保持していたチャンピオンではなかったし、ベルトを強奪されたわけでもなかった。彼はベルトを防衛しないでノックアウトされたのに、なぜコーディに再戦を与えることで、私たちが前例を作らなければいけないのだろうか?それにどんな意味があるのか?だから私がやらなければいけないことは、事実を述べることだけだ」

「これはスポーツだ。列に並んで欲しいね。私がドミニク・クルーズに1-2の判定で敗れてからタイトル挑戦まで2年かかったんだ。そこに戻るまでに2年だ。私はそこに行くまでに2人のNo.1コンテンダーを倒した。これはスポーツだから努力しなければならないし、その後にチャンス得るべきだ。だからそれに対して不満を言うことはできないし、潔く負けを認めるべきだね」

(mmafighting)