ニュース

アメリカ離脱の許可なしでドイツ行きが決まったオーズデミア

ヴォルカン・オーズデミア対マウリシオ・ショーグン・フアのライトヘビー級マッチは当初、5月19日UFCチリで行われる予定でしたがキャンセルとなりました。

その理由はオーズデミアが昨年11月に逮捕されたため、アメリカを離れることができないからです。

そして新たにカードはそのままで、UFCチリの代わりに7月にドイツで開催されるUFCハンブルグでの対戦が決定しました。

しかしながらオーズデミアは現在パスポートを持っておらず、UFCハンブルグが決定したにもかかわらず、アメリカを離れてドイツへ行く許可は下りていないようです。

『MMA Fighting』によると、オーズデミアのチームとUFCは、7月になると状況が変わって海外へ行けるようになると考えているとのことです。

UFCチリでオーズデミアが欠場となったのは、裁判所が国外へ出る許可を与えていないからでした。『MMA Fighting』によると、本来であればオーズデミアの弁護士は、国外への旅行を許可されることを要求する動議を裁判所へ提出しなければならないようです。

しかしオーズデミアチームは、ドイツへ向かう前に裁判の判決が下されることから、オーズデミアは国外へ行けるようになると考えています。オーズデミアの弁護士は『MMA Fighting』に対して、「その時点よりも前に判決が確定することが予想される」とコメントしています。

またUFCもチームと同様に、5月末までにオーズデミアが国外へ行けるようになると確信していると『MMA Fighting』に語っています。

UFCハンブルグのメインイベントとして正式に発表されたオーズデミア対マウリシオ・フアの試合ですが、実際はイベントまでにオーズデミアの国外離脱の許可が出ると確信しながらも、まだ100%大丈夫だと言える状況ではないようです。

(mmafighting)