インタビュー・コメント

コルビー・コビントン「すでにセキュリティの準備をしている」

UFCウェルター級ファイターのコルビー・コビントンは、UFC225でハファエル・ドス・アンジョスと暫定ウェルター級チャンピオンシップで対戦します。

コビントンの前回の試合は、昨年10月のUFCサンパウロのデミアン・マイア戦でしたが、この試合の後にアリーナから出るときに特別なセキュリティチームに警護されていました。彼はブラジルのファンに対して汚い動物と呼んだことで、観客から物を投げられたりしたからです。

また、コビントン対ドス・アンジョスは、当初ブラジルのリオデジャネイロで開催されるUFC224で行われる予定でした。

しかし25周年記者会見では、シカゴで開催されるUFC225で行われると発表されました。その理由は明らかにされていないものの、一つの理由としてコビントンがいたからブラジルからアメリカに変更されたのかもしれません。

一部のファンから標的にされているコビントンは、UFC225でも特別なセキュリティに警護してもらうようです。彼は『MMAjunkie Radio』で次のように語っています。

「すでに私たちはその対策を講じているよ。幸運なことに、私の代理人のダン・ランバートは、世界中のお金を持っているからね。彼はすでに完璧なセキュリティチームを雇っているんだ。イベントやUFC関連のショーに行くときはいつでも私は武装したセキュリティを連れていくよ」

コビントンはファン以外にも選手同士で揉め事を起こしています。昨年11月にシドニーで行われたUFCファイトナイトでは、ホテルの外でヴェウドゥムがコビントンにブーメランを投げたことが問題になりました。これによりヴェウドゥムは600ドルの罰金となっています。

さらに今月開催されたUFC25周年記者会見でコビントンは、カマル・ウスマンとも口論となりました。様々なファイターと問題を起こしているコビントンですが、ストリートではなくオクタゴンで決着をつけるべきだと語っています。

「結局のところ、私たちはプロフェッショナルのファイターだから、通り魔のような行動を止めるべきだね。私はストリートで戦うつもりはない。たくさんのお金をもらってペイパービューで戦うんだ。だからストリートでは戦わないよ。全ての選手はタフなふりをして、ストリートではハードなように振舞っているけど、それはクールなことだね。そういった行動をしたがっていることを嬉しく思うし、感情が怒りになっているなら、自分の感情を落ちつかせる必要があるんだ」

コビントン対ドス・アンジョスの暫定ウェルター級タイトルマッチが行われるUFC225のメインイベントは、ロバート・ウィテカー対ヨエル・ロメロ2となっています。

(mmajunkie)