インタビュー・コメント

サイボーグ「ホルムの前にアンダーソンと戦う予定だった」

UFC女子フェザー級チャンピオンのクリス・サイボーグは、まだ次の試合の防衛戦が決定していませんが、UFC225ではミーガン・アンダーソン対ホリー・ホルムのフェザー級マッチが行われます。

しかしサイボーグは、ホルムの前にアンダーソンと戦うはずだったようです。『The MMA Hour』で次のように語っています。

「私はホリーの前にミーガン・アンダーソンと戦うことになっていた。これについて何かを言うつもりはなかったが、私とミーガンは戦うはずだったんだ。彼女は私のディビジョンでNo.1コンテンダーだし、私は自分のディビジョンで戦うつもりだ。そして私はUFCが与えてくれた全てのバンタム級の選手と戦っている。でもUFCは145ポンドにいる唯一の選手をホリーに与えてしまった。でもこれについてはもう気にしていないし、この試合に勝った選手と戦いたい」

サイボーグは当初、7月7日にラスベガスで開催されるUFC226でバンタム級チャンピオンのアマンダ・ヌネスと戦いたいと考えていました。そしてUFC219でタイトルを防衛した後、実際にヌネスと戦うことを求めていたと語ります。

「私はホリー・ホルムとの戦い(UFC219)の後、UFCに対して7月にアマンダ・ヌネスと戦いたいと言ったんだ。なぜなら姪を養子にしたいと考えていて、それに時間が必要だったから、7月がベストなタイミングだった。しかしその間にUFCが私に連絡してきて、短い準備期間でUFC222で戦うよう頼んできたんだ。そして私はアマンダと対戦できるか聞いたけど、彼らはUFC222でアマンダとの対戦はできないと言っていた。だから私はOKだと言って、おそらくUFC222で戦えると言ったが、まだ7月にアマンダと戦いたいと思っているとも言ったんだ。だから彼らも、“OK、クリス、その試合実現させるよ”って言っていた」

サイボーグがヌネスとの試合をUFCにお願いしていたにもかかわらず、その後ヌネスはUFC224でラケル・ペニントンとの防衛戦が決定しました。さらにホルム対アンダーソンが決定したことも含めて驚いたと語っています。

「もしアマンダが7月に戦うつもりなら私はOKと言ったが、彼女は今ブラジル(UFC224)で戦ってケガをして、それで7月にどうやって私と戦うつもりだろうか?それなら彼らは私にミーガン・アンダーソンを与えればいい。もしアマンダが負傷したなら、私はミーガン・アンダーソンと戦える。私は7月に戦いたいと言い、彼らは私が7月に戦うことを約束してくれた。そして彼らも彼女は大丈夫だろうと言っていた。彼らは私にそう言ってくれたが、ミーガン・アンダーソンは7月にビザを準備するつもりはない。そして3日後にホリー・ホルム対ミーガン・アンダーソンが行われることを知ったんだ」

「私は待つことを望んでいない。私は戦いたいし、彼らはすでに私とホリーのリマッチの計画を立ててると思う。彼らはオーフレイムをペイパービューから外し、ミーガンとホリーを加えた。ダナ・ホワイトは私のために準備をしたがっていると思うし、ホリーも私とのリマッチを望んでいると思う。私はアマンダの負傷を待つつもりはないし、ホリーとミーガンの勝者と戦うつもりだ。そしてその後、私の契約の最後がアマンダとの試合にすることができる。彼女は好きなだけ時間を使えばいいんだからね」

サイボーグの対戦相手を見つけることの難しさは、フェザー級の選手不足が影響しています。しかしUFCはジ・アルティメット・ファイターの次期シーズンをフェザー級で行おうと考えています。

サイボーグはこれについて嬉しく思っていると語っています。

「これは本当に嬉しかった。私はいつも自分のディビジョンで戦っているのは、私のためではなくこの階級にいる選手たちのためなんだ。火曜日にはトライアウトがあって、このために私が戦えるのは本当にハッピーにさせてくれる。私はUFCからこれについてあまり聞いておらず、トライアウトがあることについては様々なウェブサイトで知ったんだ。私は明日そこへ行くつもりだ。そこでコーチになるつもりはなく、トライアウトのサポートができればと思っている。このディビジョンには満足しているし、このディビジョンがいつかみんなの目標になればと思っているんだ。多くの人たちが私の階級を信じていないことはわかっているが、この階級にはタフな選手がたくさんいる。彼女たちがますます大きくなれば、私たちのディビジョンはより素晴らしいものになるだろう」

(mmafighting)