インタビュー・コメント

ドス・アンジョスが計量に失敗したティルについて語る

先日行われたUFCリバプールで地元出身のダレン・ティルは、スティーブン・トンプソンと対戦して、キャリア最大の勝利を収めました。

しかし残念なことに、ティルが勝利したものの、この試合はティルが公式計量でウェルター級の規定体重を3.5ポンドもオーバーしたことからキャッチウェイトで行われました。

とはいえティルはトンプソンに勝利したことで、今後タイトル戦線に絡んでくると思われますが、UFC225で暫定ウェルター級チャンピオンシップを戦うハファエル・ドス・アンジョスは、この試合を見なかったようです。

ドス・アンジョスは、UFC225のメディアランチで次のように語っています。

「なんだかんだ言って結局のところ、彼は体重を作れなかったんだ。私たちはビデオを見ることすらしなかったよ。彼は3.5ポンドも余計にオーバーしていたのだからね。もし彼がタイトルマッチを戦うなら、(1ポンドの許容範囲がなくなって)それは4.5ポンドになる。彼は素晴らしいファイターでまだ若い。しかし最終的に彼は185ポンドに行くつもりかもね」

ドス・アンジョスは計量に失敗したティルを批判しながらも、自身の経験から過酷な状況を理解できると語っています。

「(減量の影響で)私は確か3回も気を失ったことがある。そのうち1回は3分間も気絶していたんだ。減量のためにバスタブにいたとき、後頭部をぶつけたこともある。それは死ぬかもしれない体験だったんだ。だから戦うべきではない試合だったね。でも全ての出来事には意味がある。結局私は試合をやって負けたけど、そこから多くのことを学んだよ」

(mmafighting)