インタビュー・コメント

TJディラショー「クルーズは今のままでは挑戦に値しない」

UFC217でコーディ・ガーブラントに勝利してバンタム級タイトルを獲得したTJディラショーは、UFC227でもガーブラントのリマッチを退け、初防衛に成功しました。

ディラショーは『Below the Belt』で、UFCがお気に入りのガーブラントにもう一度チャンスが与えられるのではないかと冗談を交えながら語りました。

「私たちは(デメトリアス・ジョンソンとの)試合に同意したけど、その後彼は肩の手術を受ける必要があった。だからUFCは彼がどれだけ欠場するかわからないから、もう一度コーディと戦ってほしいと言ってきたんだ」

「私はマネージャーから連絡が来てこう言われるのをまだ待っているんだ。“UFCがもう一度コーディと戦ってほしいと言っているよ。彼らはそれがまぐれだったと思っているようだ”ってね(笑)。冗談だよ。でもUFCはたくさんのお金と時間をかけていたし、彼のことが好きだった。彼らは彼に頑張って欲しいと思っていたんだ。だから私は彼らがもう一度コーディと戦ってほしいと連絡が来るのを待っているだけなんだ。前よりももっと多くのお金を私に支払ってくれるなら、私は彼をもう一度ノックアウトするよ」

ガーブラントを2回続けてノックアウトしたディラショーですが、戦う必要があると考えている選手にドミニク・クルーズがいます。2016年1月に一度対戦したものの、そのときはクルーズが勝利してディラショーからタイトルを奪っていました。

しかしディラショーはクルーズに対し、タイトル挑戦の前に結果を出すべきだと語っています。

「彼は自分にリマッチの権利があると感じているようだね。でも彼はずっと活動していなかった。もし彼が今活躍しているなら、それはタイトルマッチに値するのは間違いない。しかし彼は2年間ケガだと言って不在だったのに、私がコンテンダーを探しているってなったら彼は突然“準備はできている”と言ってきたんだ。彼は自分自身を高めようとしてこなかったし、私には女々しい行動に見えるね。確かに彼はケガをしていたかもしれないが、試合に出場して自分の実力を示すべきだ。もし出場してマルロン・モラエス(バンタム級4位)を倒したら、この試合をやってやるよ」

チャンピオンの発言にUFCがどう動くかが注目されますが、もしかするとクルーズはタイトル挑戦の前にトップ選手と戦うことになるのかもしれません。

(mmafighting)