インタビュー・コメント

オルテガがなぜ暫定タイトル戦を拒んだのか説明する

先日『MMAjunkie』によって、12月8日にカナダのトロントで開催されるUFC231で、マックス・ホロウェイ対ブライアン・オルテガによるフェザー級チャンピオンシップが口頭合意したと報じられました。

UFCからの正式な発表はまだありませんが、今のところ実現する可能性は高そうです。

念願だったUFCタイトルの挑戦権利を得ようとしているオルテガは、8月25日に行われているUFCリンカーンのバックステージで『MMAjunkie』に語りました。

それによると、まだ決定ではないとしながらも12月で調整が進められていることは認めています。

「(UFCから)連絡をもらったんだ。彼らは私たちに12月に戦うよう提案してきたよ。だから私はイエスと言ったんだ。どうなっているのか正確にはよくわからない。彼らはトロントをプッシュしていたし、12月で検討していると思う。マックスも同じ連絡を受けたと確信しているよ。私はまだ彼の側から何も聞いていない。でもそれは実現するように見えるね」

オルテガは7月のUFC226でホロウェイが欠場した後、代わりの選手との対戦を行いませんでした。暫定タイトルも認めませんでしたが、その理由についても語っています。

「今世界はなぜ私がジェレミー・スティーブンスとの試合をやらなかったのか理由を知ることになる。私は彼を倒そうとしているのではない。私は謙虚なままでおとなしくいるつもりだ。でもそれが理由なんだ。私は後ろにいる選手とは戦いたくない。私が恐れていたという事実は全くなかったね。本当のファンは理解しているし、それで大丈夫だけど、戦えなかったことは申し訳ないと思っている。私たちは辛抱強くいるつもりだが、今に見ててくれ。私たちは12月に価値あるショーを皆さんにお届けするよ」

「私は本当のタイトルが欲しいんだ。私が本当のタイトルをかけて戦いたいと思う気持ちは言い表せないほどだ。暫定タイトルは私が見たところ、それを取得した選手はその後1ヵ月以内に失っているね。私はそういう人になりたくないんだ。彼らが短い準備期間で戦って挑戦権を勝ち取ったことには何の反論もない。彼らには敬意を払うよ。でも私は彼らが私から奪うことができないものが欲しいんだ。少なくともUFCができないようなものをね。誰かが私からタイトルを奪い取るなら、それは対戦相手でなければならないだろう。そしてそれこそ私が望むものなんだ」

(mmajunkie)