インタビュー・コメント

ハビブ・ヌルマゴメドフ「私にバカな質問をするな」

ロシア人のUFCライト級チャンピオンであるハビブ・ヌルマゴメドフは、最近ロシアメディア『URA.ru』のジャーナリストから質問をされました。

その質問はヌルマゴメドフがUFCで戦うときには、ロシアの共和国の一つであるダゲスタンを代表しているのか、それともロシアの国全体を代表しているのかというものでした。

ロシアのダゲスタン共和国出身であるヌルマゴメドフは、悪意のある質問に対して愚問であると語っています。

「私はいつもロシアの国全体を代表している。画面にはいつもロシアの国旗があるのが見えるだろう。ダゲスタン、チェチェン、コーカサスが何かを知らないアメリカにいる人たちがみんな私のことをロシア人と呼んでいる。そして全ての外国人ファイターも配慮してくれて、私のことをロシア人と呼んでいるよ。彼らからすれば、私たちは一つの国家だ。彼らからすれば、私たちは同じ国民だ。私たちにとって人々が分離しないことが重要なんだ。あなたのような人たちのためにね。そんなバカな質問を私にしないでくれ」

「海外では誰も私たちのことを分けて考えていない。国の中には私たちが分断されることを望む人たちがいる。だから話題を変えて政治ではなく、スポーツの話をしよう」

なおヌルマゴメドフ、およびコナー・マクレガーはUFC229での騒動について処分が決まらない状態となっており、1月下旬には正式な処分が下される可能性があります。

(RT Sport)