ブラジルのリオデジャネイロで開催されたUFC237のメインイベントでは、ジェシカ・アンドラージがローズ・ナマユナスを第2ラウンドKOで勝利して、新ストロー級チャンピオンになりました。
試合後の記者会見ですぐの再戦に値するかどうかを尋ねられたナマユナスは、それに答えた後に自身の将来についても語りました。
「(再戦があるかもしれないと)私は聞いている。間違いなく彼女を攻めていたし、それについては疑う余地はない。でも自分が再戦に興味があるのかどうかわからないって感じかな。私は彼女を倒すことができるとわかっているけど、よくわからないんだ」
「今、自分の人生で何か他のことをしたいと思っている」
しかしまだすぐに引退を決断したわけではないようです。
「わからない。どうなるかそのうちわかるよ。今すぐに何かの決断を下すつもりはない。ただこれを楽しんで続けることは難しいと思っているよ」
ストロー級の絶対的なチャンピオンだったヨアナ・イェンジェイチックに対して2度勝利しているナマユナスですが、大きなプレッシャーがあったと語ります。
「大きなプレッシャーがあるんだ。わからないけど、私はまだそれに対処しているよ。この試合の前の戦いでは多くの感情的な問題があって、たくさんの対処を必要とする困難な状況にあった。私がここに戻って来れたことはとても嬉しく思うし、アンドラージと対戦することで自分を試せることは名誉なことだった。彼女のことはビーストだって知っているからね」
「チャンピオンだから戻って来れたんだと思う。おそらくもし暫定ベルトやそういったものならそうは思わないし、私は戻って来なかったでしょう。正直なところ戦うこと自体を恐れている。私は自分の恐れと向き合いたかったから戻ってきたんだ」
ナマユナスは今後もMMAに残るかどうかの決断にかかわらず、今回の負けが今後の自分の姿勢に左右されることはないと主張しています。
「戻っても何かが変わることはない。もちろんバカな決断をするような私のエゴな部分もある。でも私がカーラ(エスパルザ)に敗れたとき、それが全てを変えたんだ。もしくはカロリーナに敗れたときやそれ以前であってもそうだ。勝つこともあれば負けることもあり、その後に何をするかが重要だよ」
(mmafighting)