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イェンジェイチックが規定体重を作れないとUFCに伝える

10月12日にはフロリダ州タンパでUFCファイトナイトが開催され、そのメインイベントではヨアナ・イェンジェイチック対ミシェル・ウォーターソンのストロー級マッチが行われる予定です。

ところが現在このメインイベントがなくなる可能性が出てきています。

『ESPN』によると、イェンジェイチックが1週間以上前にUFCに対して、規定体重である116ポンドを作ることができないと伝えたということです。

そこでUFCは対戦相手のウォーターソンにキャッチウェイトで戦うオファーを出したものの、現時点でウォーターソンチームがそれを断っていると言及しています。

もしイェンジェイチックが体重を作れずに試合が進められた場合、イェンジェイチックはウォーターソンに対してファイトマネーの30%を支払う必要があります。

ところが選択肢として、UFCは数日前に体重問題について通知を受けたことから、UFCがイェンジェイチックに代わって罰金を支払うことも検討されているようです。

なおUFCはこれまでこの選択肢を採用したことがなく、過去ファイターの罰金を代わりに支払ったことはありません。

またイェンジェイチックを別の対戦相手に置き換えることも話し合われているものの、UFCはこの試合を完全にキャンセルして、すでに決定しているカブ・スワンソン対クロン・グレイシーをメインイベントにすることも検討しています。

その他にはこの試合を11月に移動させるか、ウォーターソンがUFC244でジェシカ・アンドラージと対戦させることも候補に挙がっているということです。

なお『ESPN』の最新情報では、イェンジェイチックは試合をキャンセルしないためにベストを尽くすことにしたと伝えています。

「ヨアナ・イェンジェイチックは試合をキャンセルしたくないために今日の午前中に良いトレーニングをしたと聞いている。チームウォーターソンがキャッチウェイトに興味を示さなかったことが明らかになったことで、イェンジェイチックは116ポンドを成し遂げるために、やれる範囲内で全てを尽くすことを決意した。彼女は今日の午後に公開練習に参加する」

現時点でUFCは、ファイトナイトのメインイベントを最終的にどうするのかは決定していません。