インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「33歳か34歳でキャリアを終えるだろう」

UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、これまでキャリア28勝ながら無敗をキープし続けています。

しかし無敗でいることを難しいと考えているため、ピークを過ぎた後まで戦い続けることを考えていないようです。

ヌルマゴメドフは『Arab News』のインタビューで、自身のキャリアはそれほど長くは続けるつもりがないと語っています。

「あと数年だと思う。2~3年で、最大3年だ。私の考えだと、おそらく2年だと思う。なぜならそれが非常に難しいことをわかっているからだ。若くてハングリーな選手がたくさんやって来ていることや常に無敗でいることが不可能ではないことは知っている。しかし実際には不可能だと思う。歴史を見ればわかることだ。サッカー、ボクシング、MMAなどどこを見ても、全ての選手はいつか負けてしまっている。止まる日が来ることは知っている必要があるんだ。おそらく2年だと思うね」

ヌルマゴメドフはライト級チャンピオンになった後、UFC229、UFC242でそれぞれ防衛を果たしていますが、引退までは残りあと数試合しかないと考えているようです。

「これまで私はこういうことを考えたことがなかったが、今はもうすぐそこだって感じだよ。28勝無敗だが、戦っているのもあと数年だろう。なぜなら私は今ちょうど31歳になったからだ。このスポーツではそれほどではないことだが、33歳か34歳で終えることになると思う。でも現段階で私には戦える期間が数年はあるんだ」

ヌルマゴメドフは3月での試合を目指しており、母国ロシアで戦うことを望んでいます。

そして対戦相手は12連勝を成し遂げている元暫定ライト級チャンピオンのトニー・ファーガソンと対戦することを期待しています。

「彼は非常に優秀でタフな対戦相手だと思う。彼には素晴らしい経験がある。でももし神が望むなら、私はそれが同じ結果になると思う。これは私の考えだ。何も変わっていないよ。彼らが私に新しい対戦相手を与えようと、全てアッラーの思し召しならば、結果は同じままだね」