今週末にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでUFC244が開催されますが、一時期USADAによる検査の問題からネイト・ディアスの出場が危ぶまれていました。
しかし最終的にディアスは出場が認められたため、メインイベントは決定しています。
ところが今度はケルヴィン・ガステラムと対戦予定のダレン・ティルの出場が危ぶまれています。
UFCはティルがビザの問題によりイギリスからの移動が遅れており、金曜日にメディアに向けて言及すると発表しています。
『ESPN』によると、土曜日に試合が行われる場合、通常UFCは火曜日に開催都市に到着することを要求しているため、すでに現時点で大幅に遅れていることになります。
なおティルは木曜日に到着し、土曜日にミドル級マッチをすることが期待されています。
ただしガステラム、ティルのどちらかが出場できないときのバックアッププランとして、ミドル級のジャレッド・キャノニアが準備しています。
すでにキャノニアはニューヨークにいて、規定体重である186ポンドまで減量をしているようです。
ところがガステラムは今週水曜日(日本時間木曜日)の公開練習の後、キャノニアと戦うつもりはないと語っています。
「私にとって2日間の準備期間で戦うのがフェアだとは思わない。もちろん誰とでも戦うが、それはその選手のために準備する時間を私に与えてくれたときだ」
「私が言ったように、2日前にキャノニアのような選手と戦うことはできない。そのようなエリート選手と戦うためには準備する時間が欲しい。私はダレン・ティルと戦うために準備してきたのであり、その試合のためにここにいるんだ」
キャノニアとの対戦は拒否しているガステラムですが、ティルについて次のように語っています。
「彼がここに到着さえすれば異存はないね」