インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフが最も記憶に残っている試合は?

現UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフはモスクワの学校のイベントに登場しました。

そこで子供から「これまでに最も記憶に残っている試合は何ですか?」と尋ねられ、ヌルマゴメドフは「最後から2番目の試合かな。誰と対戦したのかみんなわかっているだろう」と答えています。

具体的な対戦相手の名前を言わなくても、昨年10月に対戦したコナー・マクレガーであることは理解できます。

またヌルマゴメドフはこれまで多くの選手に勝利してきたものの、必ずしも喜びを得るとは限らないと言います。

「ここ数年は勝ち続けてきたけど、正直言って本当の喜びをもたらしてくれるわけではない。1つの試合を除いてね。まぁ言ってみれば、あの試合でヤツを打ち負かしたことで喜んだってことは教えてあげるよ」

試合をすると一方的に支配するヌルマゴメドフですが、決して相手を痛めつけることを目的にはしないと語ります。

「キャリアの中で試合をしてきて、私は対戦相手をもっと痛めつけることができることは理解している。でも相手に話しかけてギブアップするように言うんだ。あまりにもやり過ぎないようにね。例えばもし私が何かを破壊できるほどの痛みを伴うホールドをしていても、ずっと絞め続けるようなことはしない。これはスポーツで誰も傷つけるつもりはないし、相手がタップアウトするように仕向けるだけなんだ。確かに私たちは非常に残酷なコンタクトスポーツで戦っている。しかし相手に大きな痛みを与えることは決して目的ではないんだ」

「もし自分が勝っていることを理解すれば、悪いヤツであっても傷つけるつもりはない。まぁ、1試合を除いてね」