インタビュー・コメント

ピョートル・ヤン「セフード対アルドは意味がない」

現在混戦状態にあるバンタム級の中で、結果を残し続けている選手にピョートル・ヤンがいます。

今月開催されたUFC245では、ユライア・フェイバーに第3ラウンドノックアウトで勝利し、キャリア14勝1敗となっています。

現在バンタム級ランキング3位にいるヤンは、チャンピオンのヘンリー・セフードを批判しています。

セフードはUFC245でマルロン・モラエスに敗れたジョゼ・アルドに対して、次の対戦相手として指名しました。

ヤンは『MMA Fighting』のインタビューで、セフードはアルドではなく、結果を出している選手と防衛戦を行うべきだと主張しています。

「セフードのことは全く尊敬していない。アルドを求めた彼の決定は、チャンピオンに値するものではないんだ。すでにキャリアのピークを過ぎた連敗中の選手と戦いたがっているからね。彼はチャンピオンなのだから、称賛に値するNo.1コンテンダーと対戦してタイトルを防衛しなければならない。負けたばかりの選手に呼びかけるべきではないんだ。セフードはジョークによってボロを見せてしまったね」

「トリプルC(セフード)が私との試合を避けようとしているのがわかるだろう。彼は私の名前を口にすることさえ恐れている。私には彼のメンタルがひ弱なところしか見えないね。もし彼が自分のことをチャンピオンだと考えるならぜひ戦おう。私が間違っていることを証明してくれればいい」

ヤンはもしセフード対アルドが決定した場合、UFCの信頼性が揺らぐことになると語っています。

「もしUFCがセフード対アルドをブッキングするのなら、世界中にいる何百万人ものファンと同じように、私もそれについては不満だね。MMAというスポーツのイメージが悪くなるだろう。その試合には何の説得力もないと思っている。もしこういったことが引き続き起こるのであれば、UFCのベルトは正当性を失うことになるだろうね」