インタビュー・コメント

イスラエル・アデサンヤ「誰もジョーンズを気にしていない」

現ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤは、昨年10月のUFC243でロバート・ウィテカーに勝利してタイトル統一を果たしました。

そしてこの試合の入場ではアデサンヤのダンスパフォーマンスが話題になりました。

ところがそれを批判するライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズに対して、アデサンヤは一貫して対戦を主張しています。

アデサンヤは『ESPN』のインタビューでジョーンズに対して次のように語りました。

「自分がキャリアを終えたとき、みんなが私のダンスではなく栄誉を覚えてくれていると嬉しいよ。彼は黙れって感じだね。彼はドラッグ詐欺師だから、みんなは彼のことを覚えているだろう。ステロイド詐欺師だ。でもみんなはそのことしか覚えていないんだ。あのあと(2011年にマウリシオ・ショーグンを破った)以降に彼がやったことが全てだし、みんなは彼が騙していることを知っているから、もはや誰も気にしてはいないよ。2016年には逮捕されているだろう。みんなが覚えているのはそれだけだ。私のダンスは、彼のキャリア全てよりもさらに素晴らしいものになっていくだろうね」

2018年にUFCにやって来て、翌年にミドル級タイトルを獲得したアデサンヤは、ジョーンズよりも自分の方が将来性があると主張しています。

「私のキャリアはまだ始まったばかりだ。UFCに約2年いるが、今後5年、6年、7年で何をするか想像してみて欲しい。私はまだ2年だが、彼はすでにブームが終わっている。彼は老害だよ。もうおしまいだね」

「私は遠慮なく発言できる。そのうちもしお互いに戦うことになればそのときだ。私はまだ自分と彼が同じ部屋(オクタゴンのケージ)で一緒になっているのを見たことがない。なぜだろうね。でも最終的にある時点でお互いに戦うことになるだろうし、彼は他の選手と同じように私と戦わなければならないんだ」