インタビュー・コメント

ホワイト「コナー対ハビブの再戦が最も意味のある試合だ」

UFC246のメインイベントで行われたコナー・マクレガー対ドナルド・セラーニは、わずか40秒でマクレガーがTKOで勝利しました。

試合後の記者会見でダナ・ホワイトは、マクレガーが次に誰と対戦することになるのかと尋ねられ、マクレガー対ヌルマゴメドフの再戦をできる限り早く実現させるつもりであると語りました。

「コナーとのマッチアップが実現してワクワクするような選手は常にいるし、誰もがコナーと戦いたいと思っている。誰もがこの数年間はコナーと戦いたがっていた。意味のあるものでいうと、コナーは多くの個人的な問題を抱えていたハビブとの試合に足を踏み入れると言っていたよ。彼には自ら招いたことがあったり、ケガあったりと色々なことが起こっていた。そして彼は再戦をすることに頭がいっぱいだった。彼は自分が100%正しくなかったとわかっているからね」

「ハビブに目をやると、28-0であり無敗だ。そもそもこのスポーツの28-0というのは誰と戦ったは関係なく難しいことなんだ。まぁ、彼は世界チャンピオンだからね。今夜の後、最初の試合に勝って有名になったハビブとは、マービン・ハグラー対トーマス・ハーンズやモハメド・アリ対ジョージ・フォアマンを見ているようだ。世界を魅了する大規模な戦いだよ。意味のある試合だ。155ポンドのタイトルをかけた戦いだよ」

ホワイトはマクレガーとマスヴィダルとの試合について、ヌルマゴメドフとの再戦と比べると理にかなっていないと語ります。

「コナーとマスヴィダルが戦う場合には、どちらもタイトルを保持していない。コナーはBMFタイトルを望んでいるが、世界タイトルは持っていない。ハビブとの試合は意味のあるものだ。ハビブのレガシーはとても大きなものだしね。彼がコナー・マクレガーを破った後に、トニー・ファーガソンも破り、再びコナー・マクレガーを破って引退することになれば、30-0になってベストな選手を全員倒すことになるんだ」

「私は今ハビブ対コナーがこの会社やこのスポーツの歴史上最大の戦いになると言っているが、それはコナー対フロイド(メイウェザー)に匹敵するかもしれないと思っているよ」

ヌルマゴメドフがマクレガーを倒して以降、どれだけマクレガーのことを軽視していたとしても、ホワイトは試合を実現させることは難しくないと考えています。

「現実的な話をすると、ハビブはこれまでに試合を断ったことがないんだ。ハビブは断らない。断ることは彼のスタイルではないからね。彼はコナー・マクレガーを嫌っており、コナー・マクレガーは彼を嫌っている。だから一方について話すときはいつでもそんな答えになるんだろうね」