インタビュー・コメント

マスヴィダル「マクレガーよりもウスマンの顔を殴りたい」

UFC246のメインイベントでコナー・マクレガーがドナルド・セラーニを40秒TKOで勝利したことで、今後は多くの選択肢が出てきました。

マクレガーには、ヌルマゴメドフ対ファーガソンの勝者やフロイド・メイウェザーとのボクシングマッチなど、あらゆる可能性があります。

そして最も可能性が高い試合の一つに、ウェルター級のホルヘ・マスヴィダルとの試合があります。

しかしマスヴィダルは今週月曜日(日本時間火曜日)の『MMA Show』に出演し、マクレガーが自分よりもチャンピオンのカマル・ウスマンに興味を持っているのではないかと語りました。

「彼が戦うことを望んでいないから、私はこれ以上言わないよ。その戦いからは先に進んでいるんだ。ヤツは試合を望んでいなかった。私はいじめるためにここにいるわけではないからね。それはウスマンの頭だと思う。彼は今ウスマンの運命を決定的にしたんだ」

「もしコナーが望むのであれば、それもまた良いことだ。彼ら2人のうちどちらか1人は私と殴り合う必要がある。私は今ウスマンの方へ傾いているが、もしコナーが望むのであればやっちゃうだろうね。それをやるのは難しいことではないが、ここにじっと座って楽しむつもりはないんだ。私はただ殴り合いたいだけなんだよ」

マスヴィダルはマクレガーと対戦することで金銭的なメリットがあるとわかっているものの、もしそのメリットがない場合、個人的な感情からウスマンと戦いたいと語りました。

「コナーとならより多額の報酬を稼げるだろうが、もし個人的なことを言うなら、コナーの顔よりウスマンの顔をぶっ壊す方がはるかに楽しみを感じるよ。クリスマスにプレゼントを開ける子供のように、心の底から喜びを感じるんだ。彼の顔には何かがある。私は彼の顔が嫌いだし、彼と一緒にいたくない。それに彼の態度も嫌いだね。『誰?』っていうちょっとしたコメントとかもね。私はここまで16年の歳月を費やしてきた。さらにファイター・オブ・ザ・イヤーだ。それなのにつまらないヤツが『誰?』なんて言う。彼には17個の異なるパーソナリティがあるけど、テレビ向きのものは何一つない。だから彼をぶっ飛ばしたいんだ」

UFC245でコルビー・コビントンとの防衛に成功したウスマンは、マスヴィダルよりもレオン・エドワーズとの対戦に興味を示しました。

エドワーズは2015年に一度ウスマンが勝利しており、さらにランキングではマスヴィダルよりも下にいることを皮肉って次のように語りました。

「ランキングシステムがあって、そのシステムの中で自分はランクインされている。彼はすでに打ち負かした自分よりも下のランクにいるヤツと戦いたいんだ。彼はそれがより厳しい戦いだと言っている。私にはそれがひどい政治家のように聞こえるね。それに私は政治家が好きではないんだよ」