インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがジョーンズ対レイエスの判定結果について語る

UFC247のメインイベントではジョン・ジョーンズ対ドミニク・レイエスが行われ、判定によってジョーンズがタイトル防衛に成功しました。

この試合の判定は3-0だったものの、3人のうち一人が49-46を出したことから、ジャッジに対して多くの批判的な声が集まりました(判定:48-47、48-47、49-46)。

試合後の記者会見でダナ・ホワイトは、今回の判定結果について次のように語っています。

「スコアにはバラつきがあった。元マッチメイカーのジョー・シルバはドローにしていた。(Yahoo!スポーツライターの)ケビン・イオレは私に連絡してきて、3対2でジョーンズだと言っていた。私は最終ラウンドに入る前、3対1でドミニク・レイエスだと思っていた。みんな私に『どうしてこうなったんだ?』『ドミニクが試合に勝っていた』と脅してくるし、他にもこういった例はたくさんある。大勝でなければこういったことが起こる。みんな我を忘れるんだ」

「でも現実はどうか?私たちは誰もジャッジメントではない。ジャッジが試合を判断する、ただそれだけだ。今夜のレフェリーやジャッジが完璧だったと思うかって?そうは思わない。ここでのことは徐々に減らしていく必要があると思っているよ」

「完璧なものはなく、コミッションも州も完璧ではない。それは私たちが取り組むべきものだ。しかしレイエスの試合では、言ったようにバラつきがあった。今夜私は何人かと話をしたが、彼らは最後の2ラウンドで動き回ることができなければ、チャンピオンからタイトルを奪うことはできないって言っていたよ。試合をどのように採点しているのかについて多くの異なる考えを持っている人たちはいるが、私たちはジャッジではないということだ」

「ドミニク・レイエスはジョン・ジョーンズと戦い、ジョン・ジョーンズはドミニク・レイエスと戦っていたが、彼らはジャッジとも戦っているんだ。これ以上何度言ったらいいかわからない。もし彼らが試合をジャッジできないと思うのなら、君たちが全力で彼らからそれを奪ったらいい」

ホワイトは将来レイエスがチャンピオンになる可能性があるかと尋ねられ、「間違いない」と答えました。

そしてもし再戦が実現すれば、今回の試合よりもさらに良くなるだろうと語っています。

「ドミニク・レイエスにとって、今夜第一ラウンドで試合を終えなかったのは4回目だった。彼はこれまで9人を第一ラウンドでノックアウトしてきたからね。彼らは両者とも素晴らしい試合をしていた。そして両者ともこの試合でミスを犯していた。彼らが家に帰れば試合の映像を何度も見るだろう。そしてジムに行って改善に取り組むだろう。もし彼らが再び戦うことになれば、今夜よりもさらに良くなるはずだよ。だから今夜私たちがここで見たものはポジティブなものだった。たとえどちら側のフェンスに座っていたとしてもね」