現UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、2018年10月のUFC229でコナー・マクレガーに勝利したものの、その後も再戦の話が多く出ています。
そして1月のUFC246ではマクレガーがドナルド・セラーニにわずか40秒で勝利しましたが、ヌルマゴメドフはこの勝利を認めていないようです。
ヌルマゴメドフは『TMZ Sports』のインタビューで次のように語っています。
「カウボーイはいつもメインイベントの試合を負けてる。彼がいつ勝ったのか覚えていないよ。ここ10試合で彼は6~7試合は負けたんじゃないかと思う。彼は現在、ハイレベルのライト級もしくはウェルター級ではない。もちろん彼はビッグネームだが、ピークは過ぎたんだ」
「コナーは非常に良い相手を選んだね。今彼が復帰してカウボーイを打ち負かし、その後みんな彼が復帰してきたと話している。そうではないんだ。彼はジャスティン・ゲイジーなど本当にタフな相手と戦うべきだね。彼は減量してライト級に戻らなければならない。これは私の考えだけどね」
ヌルマゴメドフはマクレガーとの再戦についてドラマとしてなら問題ないものの、チャンピオンシップとしてはなり得ないと語っています。
「みんな前回起こったことの続きとして私たちを見たいんだと思う。彼らはただドラマを見たいだけなんだ。もし人々にどっちが勝つと思うか?と尋ねれば、99%が最初の試合と同じようにハビブが勝つって言うだろうね。みんな単に大きなドラマのショーを見たがっているだけだと思うよ」
「もしお金やドラマについて話すのなら良いことだ。しかしもし真のライト級コンテンダーやライト級チャンピオンシップについて話すのなら、それは良くないことだ。これは真のチャンピオンシップの試合ではない。しかしドラマやお金について話すなら、もちろん問題ないよ。しかし私はレガシーを築くためにここに来ている。自分のレガシーのためにダスティン・ポイエーやアイアキンタのようなタフな相手を打ち負かさなければならなかった。今はトニー・ファーガソンだ。私は偽物のコンテンダーではなく、真のコンテンダーである彼ら全員を倒さなければならないんだ」
4月18日のUFC249でヌルマゴメドフは、トニー・ファーガソンとライト級タイトルをかけて戦います。
これまで多くの強者と戦って勝利してきたヌルマゴメドフですが、ファーガソンはこれまでの対戦相手とは異なると語っています。
「私は過去数年間にバルボーザ、ドス・アンジョス、コナー、ポイエー、アイアキンタなどの選手と戦っているが、私の考えだけど、これらの選手は全員トニー・ファーガソンほど厳しい相手ではない。これらの対戦相手は全員戦う前から倒せると思っていたからこそ、今私は戦うモチベーションが上がっているんだ。もちろん精一杯やるが、今回は非常に厳しい対戦相手だ。いつものように集中しているけど、今はこれまでよりもさらに集中してハードワークしているよ。トニーは彼らのような選手とは違う。彼は全ての選手よりも少しだけタフな相手だよ」