インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「ファーガソンとは戦わなければならない」

4月18日にニューヨークのブルックリンにあるバークレイズセンターで開催されるUFC249では、ハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンのライト級チャンピオンシップが行われます。

この試合は、チャンピオンのヌルマゴメドフとライト級ランキング1位のファーガソンによる頂上決戦になります。

今週金曜日(日本時間土曜日)にラスベガスで行われた記者会見でヌルマゴメドフは、この試合に向けた意気込みについて語りました。

「チャレンジが好きなんだ。コナーやダスティン・ポイエーなど私が戦った全ての試合をもしあなたが見ているなら、この男は世界最高の選手の一人だ。ライト級ディビジョンでの自分のレガシーについて考えるとき、トニー・ファーガソンと戦わなければいけないと思っているんだ」

「私たちは戦わなければいけないと思う。彼はこれに相応しい。本当の挑戦者だ。私は彼のスキルを尊敬しているが、それはファイターとしてだ。彼は非常に優れたファイターだが、みんなが彼を好んでいないのは、彼が愚かなヤツだからだ。誰も彼を理解していない。正直言って、彼は愚かに見えるね。だから誰も彼のことが好きじゃないんだ。しかしファイターとしての彼は非常に優秀であり、彼のスキルを尊敬している。だから彼はここにいるんだよ」

「今年最大の試合だ。それが4月18日に行われるんだ。史上最高のライト級選手になりたいのなら、この男を倒さなければならない。だから私はここにいるんだよ」

またこの記者会見では、『Cageside Press』の記者であるロドニー・ジェームズがファーガソンに対して過去のメンタルヘルス(精神的不健康)に関することを尋ねようとしました。

ジェームズは次のように質問しようとしました。

「あなたは本当に上機嫌に見えます。まず私はあなたがメンタルヘルスの問題に取り組んで見事に対処したことを称賛します。特に多くの人たちがあなたのことを尊敬している・・」

ところがファーガソンはこれに対して質問される前に「フ〇〇クユー」と言って打ち切り、会場からは大きな歓声が上がりました。

そこでジェームズが、「私はあなたに敬意を示そうとしました。ただ疑問に思っていたこと・・・」と言った後、再びファーガソンが「クソみたいなアドバイスだ。次の質問へ」と言って割り込んできました。

最後にジェームズは「アドバイスはしていませんでした。すいません」と言って質問時間を終えています。

なおそのときの様子は以下の動画をご覧ください。