インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがヨエル・ロメロを批判する

UFC248のメインイベントではイスラエル・アデサンヤ対ヨエル・ロメロのミドル級チャンピオンシップが行われたものの、攻防の少ない試合展開に会場からブーイングが起こることになりました。

そしてUFCのダナ・ホワイトも試合後の記者会見で、メインイベントを批判しています。

ホワイトの批判はチャンピオンではなく、挑戦者のヨエル・ロメロに向けられました。

「ロメロのせいだと思う。彼は第1ラウンドでベルが鳴ったとき、両手を上げてそこに立っていた。世界チャンピオンと対戦するのにだよ。これが彼にとって最後のチャンピオンシップ挑戦となるだろう。彼はタイトルマッチをするためにここにいるべきではないね。パウロ・コスタがいるべきだった。彼がケガをしなければ、このチャンスを得ることさえなかった。そして出場したなら勝つために全力を尽くすべきだ。彼はそれをやらなかったんだ」

「イスラエル・アデサンヤは相手のレベルに合わせて戦っているんだと思う。アンデウソン・シウバの戦いがそれに似ているね。ガステラム戦について考えると、それは戦争だった。ウィテカーとの試合も素晴らしかった。パウロ・コスタが彼の後を追うと考えている方がいいだろう。その試合はありえないものになるはずだ」

ロメロがいつか再びタイトル挑戦権を獲得する可能性についてホワイトは、現時点で話すつもりはないとしています。

「あのパフォーマンスの後でタイトル戦線に戻るのかって?今その質問をするなんてクレイジーだ。彼は今夜ひどかった。チャンスをあきらめたんだ。おそらく彼は次の試合に復帰したらヨエル・ロメロのようになるだろう。しかしもし彼がそうでなければ、今後10年間彼が戦うことを期待しないよ」

ホワイトは次の挑戦者がパウロ・コスタであるとし、今回の試合とは異なるものになると主張しています

「コスタ対アデサンヤはありえない試合になるだろう。間違いなく保証するよ」