インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフがラマダーンについて語る

4月18日に開催されるUFC249では、ハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンによるライト級チャンピオンシップが行われます。

この試合が終わった後、イスラム教徒であるヌルマゴメドフにとってはラマダーンがあります。

4月下旬から5月下旬の約1ヵ月間、日の出から日没まで食事や飲み物を一切摂取しない断食を行うことになります。

ヌルマゴメドフはラスベガスで行われたイベントでのメディアスクラムで、ラマダーンについて言及しました。

体が脱水状態で弱っているときに痛めつけるようなリスクは冒したくないと語っています。

「ラマダーンはトレーニングを少し休みにしているが、まだトレーニングはしているよ。この期間は家族や両親と過ごし、モスクへ行って祈り、昼夜断食をするんだ。そしてもちろん私たちもトレーニングはしているよ」

「でもそれは非常にハードで危険なことなんだ。一日中何も飲まないし食べないためにケガをする可能性がある。だからこそフィジカルコンタクトをあまり取らず、スパーリングはしないんだ。期間中はまだ難しいことだね」

「ラマダーンの後、回復するには最低45日が必要だ。なぜなら私たちはハイレベルで競っているのだし、全てを注視しなければいけないからだ。ラマダーン後には食べ物や食べ方など食事に関してたくさんのことが変わるんだ。だから回復には1ヵ月半はかかるよ」

なおラマダーンがあることからヌルマゴメドフの次の試合は、夏の終わりから秋頃になるのではないかと予想されています。