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UFCが新型ウイルスに向けた今後の対応策を明らかにする

UFCは今週木曜日(日本時間金曜日)に、新型コロナウイルスの感染拡大に対する今後のイベントの対応策を明らかにしました。

すでに報じられているように、今週末にブラジルのブラジリアで開催されるUFCファイトナイトは、イベント自体はそのまま行われるものの、会場にはファンとメディアが入ることができなくなります。

そのため観戦するファンはいなくなり、ネット上での配信で試合を見ることになります。

そして3月21日にロンドンで開催されるUFCファイトナイトは、現時点で変更なくそのまま継続されます。

ファンは会場に入ることができるものの、もし今後地元当局によって何らかの決定が下された場合にはUFCはそれに従うということです。

その後3月28日に開催されるUFCコロンバス(ガヌー対ホーゼンストライク)と4月11日に開催されるUFCポートランド(オーフレイム対ハリス)は、ラスベガスにあるUFC APEXに会場が変更され、ファンはそこで観戦することはできません。

そして4月18日にニューヨークのブルックリンにあるバークレイズセンターで開催される予定のUFC249についてですが、現時点でUFCからのコメントは発表されませんでした。

すでにニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモが、州内で500人を超えるイベントの禁止を宣言しているため、今後UFCは何らかの対策を取らなければいけなくなる可能性があります。

UFCのホワイトは今回の件について次のように語りました。

「私は今回の件で大統領と副大統領と話をしたんだ。彼らは今回のことをとても深刻に受け止めている。彼らは、注意して気を付けなければならないがパニックにならずに思ったように暮らしなさいと言っていた。誰もがパニック状態だが、私たちはパニックになるのではなく、医師、医療関係者、政府と連携して、安全性を保ちながらイベントを開催し続ける方法を見つけていくよ。選手たちは戦いたがっているし、私たちも彼らが安全にいられるためにできる限りのことをするつもりだ」