ニュース

ウッドリー対レオン・エドワーズがキャンセルされる

新型コロナウイルスによる影響から、週末に開催されたUFCブラジリアでは無観客で開催されることになりました。

さらにトランプ大統領がアメリカとヨーロッパの渡航中止を発表したことから、UFCはその後3月21日にイギリスのロンドンで開催される予定だったUFCファイトナイトをロンドンではなく、アメリカ国内(場所は未定)へと移す決断をしたと発表されました。

ところがそれによってイギリスに拠点があるレオン・エドワーズが、アメリカへ行かない選択をすると明らかにしました。

エドワーズはメインイベントでタイロン・ウッドリーとウェルター級マッチで対戦する予定でした。

現時点でイベントの開催場所が決定しておらず、さらにはアメリカからイギリスへ戻れる保証もありません。

エドワーズは自身のInstagramで次のように語っています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Last night I went to sleep still with some hope that UFC London would continue next week.  I woke up this morning to the news that it won’t be.  We have been working with the UFC on possible solutions to keep the fight alive, but unfortunately with such a short window of time, nothing was viable.  Myself and my team are all fathers, husbands, sons and brothers, and not all of us can leave our families right now.  I wish we could have found a way for the fans, I truly do. I have been dreaming of headlining a UFC show in my home country since I started this sport.  This cancellation is truly heartbreaking.  I have never worked harder and never been more prepared for the biggest moment in my career.  But I know that the whole world is hurting right now and this is bigger than me, this is bigger than sports.  All I can hope for is  that all of you stay safe and look after each other as we get past this and move forward. I am humbled by the thousands of messages of support I have received in the hours since the announcement, I truly appreciate you all and feel a lot of love right now.  I look forward to this event being rebooked when it is safe to do so, so Tyron and I can put on the show that you all deserve. Please take care, we will all get through is. Rocky

Leon “Rocky” Edwards(@leon_edwardsmma)がシェアした投稿 –

「昨夜、UFCロンドンが来週開催されることを期待して眠りについたんだ。しかし今朝目が覚めると、そうではないということに気がついた。私たちはUFCと協力して、試合を続けるために可能な限り解決に取り組んできた。残念ながら短期間では何も実行することができなかった。私やチームは全員父親であり、夫、息子、兄弟でもあるから、今すぐ家族から離れることはできないんだ。ファンのために解決方法が見つかることを望んでいるよ」

「私はこのスポーツを始めて以降、母国でUFCのショーに出場したいと思っていた。今回のキャンセルは本当に残念だ。私はこれほどまでにハードワークをしたことがなく、キャリアの中で最も大きな瞬間に向けて準備万端だった。しかし今全世界が苦しんでいるのを知っており、これは私よりもこのスポーツよりも大きなものだ。私が期待できるのは、これを乗り越えて前に進むために、みなさん全員が安全を守ってお互いに気にかけることだ。このイベントが安全に再ブッキングされるのを楽しみにしているし、タイロンと私ならみなさんに相応しいショーを開催することができるよ」

なお現時点でUFCはこのイベントの開催を主張しており、カリフォルニアやアラバマなどが話し合われているものの、まだ何も決定していないということです。

さらに対戦カードに組まれていた多くのファイターが海外を拠点にしており、現時点でアメリカには飛べないことからUFCは新しいカード編成に取り組む必要もあります。