インタビュー・コメント

ホワイトがファーガソン対ゲイジーについてコメント

新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な展開を見せてきたUFC249ですが、最終的に4月18日に行われることになりました。

しかしメインイベントにはライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの出場はなく、代わりにトニー・ファーガソン対ジャスティン・ゲイジーによる暫定ライト級チャンピオンシップが行われます。

UFCのダナ・ホワイトは『ESPN』のインタビューで、新たなメインイベントとなったファーガソン対ゲイジーは意味のある試合だと語りました。

「それは考えるまでもないことだ。世界のトップ選手が2人もいるのだから、もしコナーがハビブに挑戦しようとしているのであれば、実際にはコナーよりも先にゲイジーが挑戦するべきだと誰もが感じていたはずだ。これ以上良い結果にはならなかった。ゲイジー対トニーの試合は意味のあるものだ。世界でトップにいる2人だ。ハビブが抜けたから、勝者はハビブと対戦することになる」

ホワイトはUFC249で暫定ライト級チャンピオンが決定した後、タイトル統一戦は9月頃に行う可能性を示唆しています。そしてそれによってマクレガーもしばらくヌルマゴメドフとの対戦はできなくなるだろうと語っています。

「これは全ての選手に影響を与える。すでに3つのイベントが延期されていて、今後数週間かけて調整していくことになっている。だから私には選手がどこに置かれているのかわからない。なぜならコナーはハビブとの再戦を望んでいて、ハビブとトニーもしくはゲイジーはおそらく9月まで戦わないだろう。これは誰も予想できないことの一つだ。しかし起きてしまったんだから、受け入れて解決していくしかないね」

ホワイトはUFC249にヌルマゴメドフが出場できないことは彼の責任ではないとし、ファーガソン対ゲイジーの試合が素晴らしいものになると自信を示しています。

「トニーのおかげだよ。彼はそれに納得してくれた。非常に長い間待ち望んでいた試合がなくなってしまうのは辛いものだ。みんなハビブを責めているのは知っているが、ハビブは何も間違ったことはしていないよ」

「世界がどのように変化したのかを見ると、私たちは日々身動きが取れなくなっている。彼は結局飛行機でロシアに帰らされることになった。彼はロシアに帰ったんじゃなく、ロシアに帰らされたんだ。だからひどいことだけど、じゃあどれすればいい?ここまで来れたのはラッキーだ。まだトニーとゲイジーがいるんだからね。とんでもない試合になるだろう。暫定タイトル戦になるし、みんなで再び待って9月にやろうじゃないか」

「みんなこの試合(ヌルマゴメドフ対ファーガソン)をとても求めている。試合を見たがっているんだ。ブルックリンは数分で完売したから、誰もが見たがっているんだろう。残念だが、もう少し待つしかないね」