インタビュー・コメント

ダスティン・ポイエーが現状について語る

新型コロナウイルスの感染拡大により、4月18日に予定されていたUFC249が延期になり、UFCは次のイベントとして5月9日の開催に向けて動いています。

ダスティン・ポイエーは新型コロナウイルスが発生する前、5月16日にダン・フッカーとの対戦が決定していました。

そしてトレーニングキャンプが始まろうとしていたそのときに、パンデミックが起こったことで彼は家族と一緒にルイジアナ州にある家に帰るためにキャンプを去ることになりました。

ポイエーは『MMA Fighting』のインタビューで、現在の状況について次のように語っています。

「できる限りの準備をしているよ。トレーニングができない状況だ。でも走ったり、サンドバッグを打ったりすることはできる。体は順調にキープしているが、それは試合に向けた体ではない。キャンプでの体でなければ、試合のための最高の状態でもない。単に健康を維持しているだけだよ。ボクシングを続けているだけだ。そういったできる限りのことをやっているよ」

「幸いにも自宅から3マイル(約4.8km)離れたところにパーソナルジムがあるんだ。シャドーボクシングもできる。ラファイエット(ルイジアナ州の都市)にプロだった仲間が何人かいるから、彼らが会いに来てくれて少しずつレスリングもしている。それ以外だと、家の中でいるだけだよ。今後数ヵ月でどうなるかわからないね」

UFC249ではメインイベントでトニー・ファーガソン対ジャスティン・ゲイジーによる暫定ライト級チャンピオンシップが行われる予定でした。

この試合はヌルマゴメドフの欠場が決まったことで急きょ代わりにゲイジーが出場することになった試合ですが、このマッチアップについてポイエーはゲイジーのスタミナが結果を左右するポイントであると語りました。

「これはMMAだ。何が起きてもおかしくはない。でもそのマッチアップを考えてみたんだ。私の頭の片隅にあったのは、ジャスティンのスタミナだ。連絡を受ける前に彼がどれだけハードに練習していたのか知らないし、彼がどんな状態だったのかもわからない。でももし第3、第4、第5ラウンドになれば、彼の忍耐力が発揮されたかもしれないと思うんだ。そうすればトニーが後退し始めたかもしれないね」

現時点で満足のいくトレーニングができていないポイエーですが、UFCからすぐに連絡が来ることを期待しているとし、再びタイトルを獲得したいと語りました。

「タイトル戦線に戻ろうとしているよ。大きな試合がしたいんだ。戦うことができる最高ランクの選手と対戦したい。私はただタイトル戦線に戻って勝ちたいだけなんだ」