2026年6月14日(米国時間)に開催されたUFCホワイトハウス大会が、どれほどの財務的影響を与えたのか、その詳細が明らかになった。
TKOホールディングスは2026年8月3日(米国時間)、第2四半期決算を発表。
その中で、UFCホワイトハウス大会による損失について説明が行われた。
TKOの最高財務責任者であるアンドリュー・シュライマー氏は、決算説明会の中で大会について言及。その発言内容が、スポーツニュースサイトのBrobibleやMMA情報サイトMMA Fightingによって報じられた。
シュライマー氏は、以下のように説明している。
「UFC Freedom 250(ホワイトハウス大会)に関しては、通常よりも大幅に高い費用が発生しましたが、完売したグローバルパートナーシップの在庫によって部分的に相殺されました。念のため申し上げますが、当社はチケットを販売しておらず、したがってライブイベントの収益は計上していません。予想通り、このイベントは約3000万ドルの損失をもたらしたため、UFC事業および連結ベースでの当社の利益率は大きな影響を受けました」
つまり、UFCホワイトハウス大会は開催費用が大きく膨らみ、単独では約3000万ドル(日本円で約45億円規模)の損失を計上する結果となった。
一方で、大会に関連したグローバルパートナーシップによる収益が発生したことで、損失の一部は相殺された形となった。
また、今回の大会は通常のUFCイベントとは異なり、チケット販売による収益が存在しなかったことも大きな特徴だった。
そのため、開催そのものによる収益よりも、スポンサーやパートナー企業との契約による価値が重要な要素となったといえる。
大きな赤字を抱えながらも、UFCにとっては新たな市場価値や話題性を生み出す挑戦的な大会となったホワイトハウス大会。
今後、UFCがどのような大胆な企画や新たなイベントを打ち出していくのか、引き続き注目が集まる。
