今週末に行われるUFC249では、暫定ライト級タイトルをかけてトニー・ファーガソンとジャスティン・ゲイジーが対戦します。
ファーガソンとの試合に向けてゲイジーは、ダメージを受けることも覚悟していると『MMA Fightnig』のインタビューで語りました。
「エルボーを食らうこともあるだろう。出場して無傷で試合を終えると考えるのはバカげているよ。10回やれば9回はそうはいかないだろうね。彼が攻撃されるのを見てきたけど、彼がフィニッシュされたのは見たことがない。彼がやったようにエドソン(バルボーザ)を絞め落とした選手は誰もいないよ。どれだけ難しいことかはわかっているが、私は一発で仕留めるスキルやパワーを備えている。トニーは非常に優れたファイターだから、成功するためには時間をかけて忍耐力を持つことが必要だよ」
ゲイジーはライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフとの対戦であれば、ある程度試合の展開が読めるとしながらも、ファーガソンとの対戦になるとより難しくなると語っています。
「パズルはより難しくなると思うよ。トニーにはわからないことがたくさんある。ハビブなら何をするかわかっている。テイクダウンしたり、フェンスに押し付けたりするだろう。もしそうでなければ、オクタゴンの中央で攻撃を狙ってくるだろう。彼はオクタゴンの中央で私にテイクダウンできないだろうし、フェンス際から離れられるとも思っている。だからそのパズルはすでに解決している。じゃあどうやってトニーに勝つのかって?それはわからない。見つけ出すつもりだよ」
ゲイジーがファーガソンに勝利すれば暫定チャンピオンとなり、今後ヌルマゴメドフとのタイトル統一戦を行うことが濃厚となります。ゲイジーはアメリカ人としてロシア人と戦うことが素晴らしいものであると主張しました。
「私が夢見ているのは、自分がベストだと証明する機会を得ることだ。でも彼ら(アメリカとロシア)は個人的な問題を抱えている。私には何の関係もないことだ。でもアメリカを代表して、ロシアのベストな選手と戦えるチャンスを求めて戦っているんだ。アメリカ全体が一人のファイターを支持するのは難しいと思う。なぜならアメリカは人種のるつぼであり、多種多様な民族がいるからね。しかしみんなが一つになって、アメリカを背負って戦いに行けると信じているし、それは大きなことだよ」