UFC250では多くの実力あるバンタム級ファイターが出場しました。
ショーン・オマリー、アルジャメイン・スターリングがともに第1ラウンドで勝利し、今後はジョゼ・アルドとピョートル・ヤンが空位となっているバンタム級タイトルをかけて戦う予定です。
同じくUFC250に出場したコーディ・ガーブラントは、元チャンピオンでありながら3連敗となったことでタイトル戦線から退くことになりました。
しかしランキング5位のハファエル・アスンソンに第2ラウンドノックアウトで勝利したことで、再びバンタム級タイトル戦線に名乗りを挙げました。
ガーブラントは試合後の記者会見で、激戦となっているバンタム級において、チャンピオンを決定するためのトーナメントを開催するべきだと提案しています。
「バンタム級のトーナメントをやろう。ファイト・アイランドに数ヵ月間行って、そこにコーチを連れて行って、隔離された状態で試合をしよう。このトーナメントによって本当のチャンピオンは誰なのか確かめようじゃないか。ファイト・アイランドに行くって聞いたけど、私が戦いたい相手は一人しかいない。それはピョートル・ヤンだ。ダナ(ホワイト)、私はケガをしていないし、準備も出来ている。世界タイトルを取り戻したいんだ。理由があって空位になったんだし、それを取り戻すのが私の運命だ。だから彼らが必要だと言うなら誰とでも戦うが、それが私のものになるのは避けられないことだね」
ガーブラントはまた、以前のように不必要な殴り合いは行わないとし、冷静さを保つよう心がけていたと語りました。
「ショーをしたり殴り合ったりする必要はない。私は相手の問題点を探すことができる。冷静になってアスンソンが攻撃を始めるのを待っていたんだ。勝利を手に入れるために、コーチたちと一緒に考えたゲームプランを遂行する必要があったからね。コーチたちと一緒にタフな相手から勝利することができてとても良い気分だよ」