インタビュー・コメント

RDA「どの階級でもマクレガーとの試合を実現させたい」

7月11日に行われるUFC251のメインイベントでは、ギルバート・バーンズがウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンに挑戦する予定です。

バーンズはランキング1位だったタイロン・ウッドリーに勝利したことで、すぐにウスマンへのタイトル挑戦権を獲得しました。

同じウェルター級のハファエル・ドス・アンジョスは『MMA Junkie』のインタビューで、子供の頃から知っているバーンズがこの試合に勝利するだろうと予想しています。

「ギルバートのことは彼が小学1年生の頃から知っているよ。私が彼の兄と親友だったんだ。私たちが2年生だったときにギルバートは1年生だった。彼や兄とは長い付き合いだが、彼はとても素晴らしいヤツだ。彼のことは好きだよ」

「一つ言えることは彼には非常にやる気があるということだ。彼とカマルは昔一緒に練習したことがあるから、チャンスは大いにあると思う。私はギルバートが勝つ方に賭けるよ。彼にとってはようやくタイトル挑戦のチャンスを得たと感じているだろうし、全力で取り組もうとするだろうからね」

2016年3月のUFC196では、当時ライト級チャンピオンだったドス・アンジョスにコナー・マクレガーが挑戦することになっていました。

当時マクレガーはフェザー級チャンピオンであり、UFC初の2階級同時制覇を目指してドス・アンジョスに挑戦する予定でした。

ところが試合直前になってドス・アンジョスがトレーニングで足を骨折してしまったことから、この試合がなくなってしまいました。

ドス・アンジョスは長いキャリアの中でマクレガーとの試合が実現していないことが心残りであり、今でもマクレガーとは戦いたいと考えていると語りました。

「(マクレガーと戦いたい理由は)歴史の全てだからだよ。彼はライト級チャンピオンだった私に挑戦しようとしていた。私はこれまでたくさん試合をしてきたが、それだけは実現できていなかったからね。自分の戦績に残したいのはコナーとの試合だ。だから『もしを使うのはもうたくさんだ』ってツイートしたんだよ。多くの人たちが『もしあの試合が実現してたら、コナーが勝っていたらどうなっていただろうか。もしコナーが負けていたらどうなっていただろうか』って言っている。たくさんの『もし』だ。そろそろそれを脇へ置いて前に進むときじゃないかな。どんな階級でもこの試合を実現させたいね」

しかし最近ではマクレガーがTwitterで引退を表明しました。ドス・アンジョスはその引退を信じていないと語っています。

「彼が今すぐに引退するとは思えないね。彼にとっては3回目の引退だ。私はそんなの信じていないよ。誰も信じていないと思うけどね。彼は引退には若すぎるし、まだたくさんのことができる。彼はまだ引退していないと思うよ」

「全体的な状況をみると、ウェルター級ランキングでは私の方がコナーを上回っているし、この試合は4年前に実現するはずだったのに行われなかった。素晴らしい試合になるだろうね。それは実現するべき試合だよ」