7月11日にはアブダビのファイト・アイランドでUFC251が開催されましたが、ペイパービューの購入はかなり多かったようです。
『The Athletic』によると、メインイベントでカマル・ウスマン対ホルヘ・マスヴィダルが行われたUFC251のペイパービュー購入件数は推定130万件になったと伝えています。
Breaking: UFC 251, headlined by Kamaru Usman-Jorge Masvidal, generated approximately 1.3 million pay-per-view buys on ESPN+, multiple sources tell The Athletic. The debut of Fight Island in Abu Dhabi produced the most UFC PPVs since Khabib-Conor in 2018https://t.co/VsiYpzK9T6
— Mike Coppinger (@MikeCoppinger) July 13, 2020
この数字は2018年10月にハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーが行われたUFC229が240万件を記録して以降、最も売れたペイパービューになります。
UFC251ではメインイベントのウスマン対マスヴィダルの注目度が高かったことに加えて、ヴォルカノフスキー対ホロウェイ、ヤン対アルドの全部で3つのチャンピオンシップが行われたことも多く売れた理由として挙げられます。
UFCのペイパービューの販売数は公式発表されませんが、UFC251の直前にダナ・ホワイトは販売数についてすでに高い傾向にあることを示唆していました。
「数字と状況を見ればこれまで行ったイベントの中でも、最も成功したイベントの一つになるだろう。私はちょうどファイターミーティングに出席したところで彼らに話したんだが、これはすさまじい傾向になっているよ。(UFC246の)コナー・マクレガーの試合よりも高い傾向にあるんだ。この試合に匹敵するのは(UFC229の)コナー対ハビブだけだね」
「言い方を変えて、興味深い統計を教えてあげよう。私たちのUFCストアでは現在2019年に売ったグッズよりもすでに多くのグッズを販売している。すでに2019年を上回っているんだ。これは私がキャリア全体で見てきた中でも大きな試合であることを示しているよ」
なお今年1月のUFC246は100万件に到達したと報じられていたものの、今回のUFC251の130万件はそれを上回ったことになります。
無観客試合が続くことによってUFCは多くの収益を失っていますが、一方でそれとは別のところでしっかりと収益を上げているようです。