7月11日にアブダビのファイト・アイランドで開催されたUFC251では、130万件以上のペイパービューが販売されたと報じられました。
UFCのダナ・ホワイトはUFCファイトナイト直前となる今週火曜日(日本時間水曜日)に行われたメディアスクラムで、具体的な販売件数について言及しなかったものの、イベントは成功したと語りました。
「非常に成功したイベントだった。満足しているよ。今回のイベントはあらゆる面で成功した。最高だったね。本当に上手くやれたよ。あるとき君たちにこう言ったことがある。イベントを成功させるには、様々な人たちが集まる大きなるつぼになることだとね。ファイト・アイランドには大スターがいた。ホルヘ・マスヴィダルはその一人だ。もちろんチャンピオンであり誰しも倒すのが難しいと認めるウスマンもいて、その下には素晴らしいカードが揃っていた。全てが完璧にまとまっていたよ」
またホワイトは現在のアメリカで感染拡大が続いている状況を考えると、ファイト・アイランドでこれ以上のものを作り上げることは難しいと語っています。
「大きな成功だったね。全員が健康だ。このイベントに関わった人たち、特にアブダビからこのイベントに関わった人たちと話をしていて、私が指摘できるネガティブな点は一つもなかった。イベントが終わってからミーティングをしていて、彼らは次回もっと良くなるために何をすればいい？って言っていた。私はネガティブなことが何かあれば伝えられたが、ここでは完璧だった。レストラン、ホテル、サービスなど全てがこのセーフゾーンにあることを考えると、他の場所と比較してもこれ以上のことはできないものだ。カリフォルニアは再び活動停止になっている。アメリカで何が起こっているのかを考えれば、より良い設備や食事が備わったイベントを開催することはできない。例を挙げればきりがない。これ以上求めることはできないよ」
ファイト・アイランドでのイベントが終了すると、再びネバダ州ラスベガスにあるUFC APEXに戻る予定です。
しかしネバダ州を含め、アメリカではいつイベントが開催できなくなるかわからないことから、場合によっては今後のイベントもファイト・アイランドで行う可能性があると示唆しています。
「ネバダ州でもどこでも安全にできることは証明されている。だから上手くいけばネバダ州で続けながら、海外の選手を呼ぶためにアブダビへも来続けることができる。そう願っているが、もしシャットダウンされたら次をどうするか考えているところだ」
「ファイト・アイランドはバックアップ計画になるだろう。私たちはここに住むことになるかもしれないね。何だってできるさ。もしネバダ州がシャットダウンして試合ができなくなったら、アブダビで多くの時間を過ごすことになるだろうね」