デイブソン・フィゲイレードは、7月18日にアブダビのファイトアイランドで行われたジョセフ・ベナビデスとの試合に勝利したことから、UFCフライ級タイトルを獲得しました。
新チャンピオンとなったフィゲイレードは『MMA Fighting』のインタビューで、注目される存在になったために、今後ももっとスキルに磨きをかけていくと語りました。
「ベルトを手にしたから、自分の試合を変えていかなければいけない。今は自分が中心選手だからみんな私の試合を研究するだろう。対策を見つけられないように、そしてベルトを奪われないようにしないといけないね。自分のスタイルに新たな武器を加えていくよ」
初防衛戦の相手はまだ決定していないものの、フライ級ランキング2位のブランドン・モレノ、3位のアスカル・アスカロフ、さらにはフライ級への転向を示唆している元バンタム級チャンピオンのコーディ・ガーブラントがいます。
次に誰と戦うことになっても、フィゲイレードは勝つ自信があると語っています。
「彼らは私を弱いファイターとして見ていて、倒すのは簡単だと思っている。でも毎試合戦うことで自分は弱くないと証明してきた。私は戦略家でありキラーでもある。彼らのゲームを壊すことだってできるし、簡単にノックアウトすることも降参させることもできる。試合中に何が起こるかを予測することもできる。彼ら全員をノックアウトする準備は出来ているから覚悟しておいた方が良いかもね」
ガーブラントはフライ級への転向とともに、フィゲイレードへの挑戦も視野に入れていると語っていましたが、フィゲイレードは元チャンピオンとはいえいきなりタイトルに挑戦することには納得していないと語っています。
「彼には125ポンドを作って、この階級にいる選手と戦えることを証明してもらいたいね。そして彼が勝利すれば、私に挑戦できるだろう。しかし階級を転向したことで、列を飛ばしてすぐに私とベルトをかけて戦うことには同意できないね。まずはフライ級で戦えることを証明する必要がある。もしUFCが彼にいきなりタイトルへ挑戦させたら不公平だよ。UFCはタイトル挑戦権を獲得するために頑張ってきた他の選手を尊重しなければならないと思うね」
「ブランドン・モレノもアスカロフも素晴らしい試合になるだろう。次にどちらと対戦するかを決めるのはUFC次第だね。どうなるかはすぐに話せるようになるんじゃないかな」
さらにフライ級には元RIZINバンタム級チャンピオンとしてUFCに移籍したマネル・ケイプもいます。
最近オクタゴンデビュー戦がなくなりましたが、フィゲイレードはケイプについても語りました。
「何て名前?マネル・ケイプ・・。彼のことはよく知らないからぜひ知ってみたいね。アジアからUFCに来た選手はみんな倒されているし、初戦でやられている選手もいるから、まずはタイトルを獲得する資格があることを証明して欲しい。彼が最高の選手だって示してくれないと、私の前に出てきても間違いなくノックアウトされるだけだよ」