先日UFC254で検討されていたトニー・ファーガソン対ダスティン・ポイエーのライト級マッチは、交渉が進まなかったことから実現しないことが明らかとなりました。
すでに交渉は打ち切られており、ポイエーはトレーニングキャンプを終えてルイジアナ州ラファイエットに戻ったとされています。
その後UFCは、UFC254にファーガソンを出場させるべく対戦相手のブッキングに動いているものの、現時点でまだ正式には決定していません。
そんな中でファーガソンの相手として新たな選手の名前が話し合われているようです。
『ESPN』によると、元ベラトールのライト級チャンピオンであるマイケル・チャンドラーがファーガソンの対戦相手の候補になっていると伝えています。
Some thoughts on the saga that has become Tony Ferguson vs. Dustin Poirier … and how a former Bellator lightweight champ turned free agent named Michael Chandler plays a role in this developing story: https://t.co/dgyktWXMw0
— Ariel Helwani (@arielhelwani) September 16, 2020
チャンドラーは8月にフリーエージェントとなったことから、UFCに出場することは可能だということです。
ただしUFCは現在チャンドラーと話し合っているものの、現時点で契約はまだ決まっておらず、ファーガソンもその試合に興味を持っているかどうかは不明だということです。
ライト級ランキングで見ると、3位のファーガソンにとってポイエーを除けば5位のダン・フッカーや7位ポール・フェルダーなど明らかに格下の相手しか残っていません。
そう考えると、ファーガソンにとってはマイケル・チャンドラーが最も面白いマッチメイクになると言えるかもしれません。
なおUFCのダナ・ホワイトは今週行われた記者会見で、ファーガソンが断ったのではなくポイエーが試合をやりたがらなかったと語っています。
「(ファーガソンの相手は)まだ決まっていないが、ファーガソンがこの試合をやりたがらなかったわけではない。彼は望んでいた。私はダスティンが好きだし、彼を悪く言うつもりはない。彼は素晴らしいヤツだよ。彼がアブダビで戦いたくなかったのか、もしくは契約に問題があったのかはわからないが、彼は戦いたがらなかったんだ。試合を断るには様々な方法がある。理由が何であれ、彼は戦うことを拒否したんだ。その理由は彼だけにしかわからないことだよ」
ホワイトの会見の後、ポイエーはTwitterでこの主張に反論しています。
I WANT THE FIGHT https://t.co/fGrTT8QFbY
— The Diamond (@DustinPoirier) September 16, 2020