インタビュー・コメント

コビントン「マスヴィダル戦はPPVのメインでやるべき」

先日行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、コルビー・コビントンがタイロン・ウッドリーに勝利してランキング1位となっています。

そしてコビントンはウッドリーに勝利した後、かつてアメリカン・トップチームでチームメイトだったホルヘ・マスヴィダルに対戦を呼びかけました。

さらにUFC253終了後に行われた記者会見でUFCのダナ・ホワイトは、コビントン対マスヴィダルの試合を組むことについて前向きだとしています。

コビントンは『Submission Radio』で、マスヴィダルはネイト・ディアスとの再戦ではなく、自身と戦うべきだと主張しました。

「これは決着をつける必要がある。私たちは世界のトップファイターであり、彼の過大評価は終わりを迎えつつあるし、私がその終止符を打ちたい。彼がメディアに向かって話していることにはうんざりしているし、自分の言葉に責任を持つ必要もない。ダナ・ホワイトが試合の後すぐに私のところにやって来て、ストリート・ユダ・マスヴィダルと対戦させたいと言っていた。そしてその夜に承諾したよ。彼もUFCも私が賛成していることをわかっているし、あとはストリート・ユダの承諾を取り付けるだけだね」

「彼は私の影で怯えているんだ。もし私の影が彼の周りをうろついていたら、彼は逃げ出すだろう。彼がオクタゴンに現れるかどうかは誰にもわからないことだ。私はマイアミのキングだから、彼をマイアミのストリートで殴りたくはない。それにあそこで殴ったら、誰も彼の治療代を払ってくれないからね。少なくとも私が彼をUFCのオクタゴンで世界中でテレビを見ている人たちの前に晒せば、そのときは彼も治療代を受け取れるだろうからね」

コビントンはマスヴィダルと戦うことになれば、現在UFCで組むことができる試合で最も大きなものになると語っています。

「重要なのは、ホルヘはいつか私と戦わなければならないということだ。彼は元妻の弁護士費用や慰謝料の支払いなどをしなければならない。だから彼はすぐに無一文になるだろうし、金になる試合は私だけだとわかっているはずだ。私なら彼とマネーファイトができるし、彼らも他の試合をやろうとはしていない。その試合(ディアス戦)はただ彼が物乞いしているだけだし、彼が一方的に勝って今は楽な試合を求めている。私との試合こそ唯一組まれるべき試合だし、今やUFCで最大の試合になるだろう。それを彼らは今すぐにUFCで組めるんだ。ペイパービューのメインイベントとして、5ラウンドマッチとして行うエキサイティングな試合だよ。マーティ・フェイクニュースマン(カマル・ウスマン)がやっていたように、彼の脚の上で踊るつもりはなく、彼の顔の上で踊ってやるよ。彼の顔を殴って倒してオクタゴンを去ってやる。言った通りになるから見ておけよ」

コビントンはマスヴィダルとの試合をペイパービューのメインイベントで組むべきだとし、さらにマスヴィダルの出身地であるマイアミで行うべきだと語っています。

「ペイパービューのメインイベントでやるべきだ。それについては疑いようがないだろう。私たちはUFCで最大の呼び物だし、偶然にも同じ階級にいて、かつては親友同士だった。フロリダ州マイアミにあるアメリカン・エアラインズ・アリーナがベストな場所だと思う。素晴らしいチケットになるだろうし、上手くいけば12月か1月までに観客が戻って来るだろう。マイアミにはMMAの大きなマーケットがある。みんなマイアミでの試合を見たがっているし、UFCはマイアミに戻って来る必要があると思うよ」

コビントンもUFCも前向きになっていることから、実際に組まれるかどうかはマスヴィダルの同意次第となりそうです。

「全てはストリート・ユダ・マスヴィダル次第だ。彼がこの試合を望んでいないのは、結果がどうなるか心の奥でわかっているからだ。彼はやりたいことなら何だって発言するし、前にも色々と言っていたけど、今の彼は沈黙している。どうなるかわかっているから何も言うことがないんだろう。彼は世界中の人たちの前で恥をかくことになるとわかっているからだ」