インタビュー・コメント

ウィテカー「アデサンヤと戦わないとは言っていない」

先週UFCのダナ・ホワイトは、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤがライトヘビー級に上がって、チャンピオンのヤン・ブラホビッチと対戦する計画を明らかにしました。

アデサンヤがライトヘビー級へ上がる理由について、ホワイトは次期挑戦者の一人として考えられていたロバート・ウィテカーがタイトル戦に興味を示さなかったためだと説明しています。

しかしウィテカーは『Submission Radio』に出演し、ホワイトが自身のコメントを間違った解釈をしたと主張し、アデサンヤとは来年戦うことを計画していると語っています。

「彼は私が言ったことを少し曲解したと思う。イジー(アデサンヤ)と戦いたくないなんて言っていない。そんなことは言っていないよ。私は来年の3月か4月に戦いたいと思っている。イジーと戦いたいね。もしイジーがヤンと戦うために階級を上げるなら、彼が勝ったらその後で私も階級を上げて彼と戦うよ。その試合がしたいんだ。私のタイムラインはまだ続いている。UFCやイジーがすることに関して、私にはどうすることもできないが、彼がミドル級であろうとライトヘビー級であろうと、彼とは戦うよ」

ウィテカーはクリスマスを家族と過ごすために、今年いっぱいは活動を休止しており、さらに来年1月には新たな子供が誕生することから、3月まで戦うことを望んでいないようです。

それによってアデサンヤとの試合に関心がないと解釈されたために、UFCから連絡がなかったことを明らかにしています。

UFCは現在アデサンヤ対ブラホビッチを計画しているものの、ウィテカーはすでにどうすることもできないことから、その後でアデサンヤと戦うつもりであると語りました。

「彼らは一度も私に連絡をしてこなかったんだ。イジーがヤンと戦うのはそれほどおかしなことではない。なぜイジーが戦いたいのか、なぜUFCがそれを望んでいるのかわかっているよ。そうなるのは目に見えている。私が言おうとしたことを彼が解釈を間違えたのか、曲解したかのどちらかだ。いずれにせよ騙されたよ。でも私のタイムラインはまだ有効だ。自分で獲得した試合なんだからね」

「少し曲解されたことは混乱したよ。少しイライラしたが仕方がないことだ。今は何も変えることができない。仕方がないから動揺することもないね。むしろ混乱しているよ。それが私の今の気持ちだ。オープンな対話をしたり、より多くのコミュニケーションを望むよ。そうすれば私にとってかなり仕事がしやすくなるからね。終わったことは仕方がない。でもイジーがライトヘビー級でもミドル級でも、来年初め頃に戦うつもりだ。どうなるかそのうちわかるよ」

ウィテカーは一度アデサンヤに敗れているものの、次に対戦する機会があれば、違う姿勢で試合に臨むつもりであると語っています。

「違う戦略とゲームプランで試合に臨まないといけないね。同じ姿勢で試合に臨んでも、前回と違う結果になるとは思えない。私には良いチームが付いている。前回の試合で得た知識と彼の過去数試合を見て得たことを持って臨めば、彼にとってタフな試合になるだろう。それでも彼はとても自信を持って試合に臨むだろう。でも私にはまだ1つや2つ何か秘策があるかもね」