インタビュー・コメント

勝利したテイシェイラがタイトル挑戦を主張する

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、グローバー・テイシェイラがチアゴ・サントスに第3ラウンドサブミッションで勝利しました。

それによって現在ライトヘビー級チャンピオンのヤン・ブラホビッチへの挑戦に大きく近づくことになりました。

ところがUFCのダナ・ホワイトは先日次の挑戦者として、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤを考えていると明らかにしています。

テイシェイラは試合後に自分がタイトル挑戦に相応しいと主張し、すぐにタイトル挑戦させて欲しいと語りました。

「ダナ・ホワイトよ、私はもう年を取っているからね。アデサンヤに挑戦権を与えて私を待たせるつもりか?5連勝していて、若いヤツらも倒している。それは簡単なことじゃない。私にタイトル挑戦させて欲しい」

「過去5試合の中で4回もフィニッシュで勝利してトップコンテンダーを手に入れた。特に最後の2人(サントスとスミス)はジョン・ジョーンズと判定までいった選手だし、私は彼らをフィニッシュして素晴らしい試合を見せることができた。自分が正しいと証明するためにフィニッシュしたかったんだ」

第2ラウンドの最後にはリアネイキッドチョークでテイシェイラの勝利が近づいたものの、試合終了間際だったことからサントスは終了の合図に救われることになりました。

テイシェイラはあと10秒あればあの段階で勝っていたはずだと語っています。

「全てのパンチが見えていたよ。第2ラウンドでは彼がだんだん弱っていたのが見えたし、第3ラウンドでは弱り切っているとわかったから、彼を捕まえようと思っていたんだ。彼は疲れていたからね」

「(第2ラウンドの終わりは)あと10秒あればチョークで絞め落とせていたはずだ。彼はあと10秒の合図を聞いていただろうし、それには少し落胆してしまったが、とにかく急いで締め上げたんだ。でもあと10秒だった。それくらいチョークは深く入っていたよ」

ブラホビッチの対戦相手としてどちらになるかはまだわからないものの、テイシェイラは今後のことについては今すぐに考えたくないと語っています。

「今はピザを食べてリラックスしたいんだ。どうなるかいずれわかることだよ。今次の試合について話をするために、今すぐどうするか決めたくはない。顔が痛くなってきたよ。これからどうなるか様子を見てみよう」

またUFCのダナ・ホワイトはイベント終了後に、次のライトヘビー級挑戦者について言及しました。

ホワイトはこれまでテイシェイラについてタイトル挑戦に相応しいか疑問に思っていたとしながらも、今回の勝利で自分が間違っていたとし、明言は避けたもののどうするか真剣に考えていくつもりだと語っています。

「彼の主張はその通りだ。タイトル挑戦に相応しいと証明した。連勝中だしね。今夜の彼は素晴らしかったよ。彼が勝つたびに相応しいかどうかわからないって思っていたが、彼は私が間違っていると証明してくれた。今夜の彼は信じられないほど素晴らしいものだったよ」

「(次の挑戦者をどうするか)私たちが考えなければならないことだね。でも彼の話を聞いて同意するし、彼については真剣に受け止めている。もはやこの男に疑いの余地はないよ」