UFC257のメインイベントでは、コナー・マクレガーがダスティン・ポイエーと対戦したものの、カーフキックに苦戦して第2ラウンドTKOで敗れることになりました。
マクレガーにとってはキャリア初のノックアウト負けとなります。
UFC257終了後にダナ・ホワイトは記者会見で敗れたマクレガーについてコメントしました。
ホワイトは負けたことでマクレガーがハングリーになることを期待するとし、もしそうでなければ終わりだと語りました。
「それが彼をよりハングリーにさせると思うね。2つの道がある。ハングリーになるか終えるかだ。私はロッキーの大ファンなのだが、考えてみればロッキー3と同じだね。大型ヨットと手を切らないといけない。それくらいの生活をしているんだ。彼のようにお金を持っていて良い生活をしていればどう猛になるのは難しい。昔は人気上昇中の若くてハングリーな子供だった。彼はお金がなくて良いスーツ、車、家を欲しがっていた。でも欲しいものは全て手に入れた。だからどうなるかわからない。道は2つに1つだ」
「数時間後に彼は私に対して言いたいことをいろいろ言ってくるだろう。ここから彼が何を望むかはいずれわかることだ。1勝1敗のときは必ずトリロジー(3試合目)があるものだ」
またホワイトはUFC257終了後にヌルマゴメドフと電話で話をしたようです。
ヌルマゴメドフは今回の試合次第で復帰する可能性があるとホワイトは言及していました。しかしホワイトはヌルマゴメドフの復帰が厳しい状況であると語っています。
「ハビブとは話をしたよ。彼は私にこう言っていた。『ダナ、自分に正直になるべきだ。私はこいつらに勝ったんだ』とね。彼が何を考えているかわからないが、あまりポジティブには聞こえないね。だから様子を見よう。彼が言っていたのは、以前にも言っていたことだが、この階級を止めることはできないってことだ。つまり彼はもう引退している。そこにもう一度やってもらおうとしているのが私だよ」
もしヌルマゴメドフがこのまま引退して返上した場合、ホワイトはポイエー対チャンドラーが次のライト級タイトルをかけた試合になる可能性があると示唆しています。
「彼らは戦ったばかりだ。だから再びすぐに戦うことはない。いずれ何とかするよ」