UFC258でカマル・ウスマンはギルバート・バーンズに第3ラウンドTKOで下し、ウェルター級タイトルの防衛に成功しました。
すでにマスヴィダル、コビントン、ウッドリー、バーンズに勝利しているウスマンですが、次の相手としてマスヴィダルの再戦を望んでいるようです。
昨年7月のUFC251でウスマンは当初バーンズと対戦する予定だったものの、直前になってバーンズがCOVID-19に陽性反応となったことで出場できなくなりました。
そこにわずか6日前にもかかわらずマスヴィダルが代わりに出場したものの、一方的な試合展開でウスマンが判定で勝利しました。
ウスマンはUFC258終了後の記者会見で、前回の試合に満足しておらず、マスヴィダルとの再戦を望んでいると語っています。
「彼は言い訳をしていた。それがあの試合に出場した唯一の理由だよ。私たちはこれまでに2回戦おうとしたが、彼はノーと言ったんだ。ノーと言い続けている。ハビブとファーガソンがなくなったときに、私たちは戦おうとした。ダナに連絡して、2週間前だからトレーニングをしていないけど、必要なら出場するよって伝えて試合をやろうとしたが、マスヴィダルは断ったんだ」
「彼はインタビューで金額が相応しくないとかいろいろ言って、ずっとノーと言っていた。ファイト・アイランドであの試合に出場した唯一の理由は、言い訳ができたからだ。ずっと練習していたのに、彼は6日前に連絡が来たからそんな結果になってしまったんだと言っていた。それなら完全なトレーニングキャンプをやらせるから、次は私がヤツを倒してやる。約束するよ」
「だからこそ前回の試合では彼を倒せるとわかっていたから自分に失望したんだ。でもあのときは最初から最後まで彼を圧倒していた。もし彼が出場したいなら倒して見せるが、彼は出たがらないと断言するよ。このまま黙っているだろうね」
マスヴィダルはコビントンとの試合に向けて話し合いが進められてきたものの、最近レオン・エドワーズの相手だったカムザット・チマエフが欠場となったことから、エドワーズ対コビントンの実現に向けて動いているとの話もあります。
UFCのダナ・ホワイトはウスマンとマスヴィダルの再戦についてはまだわからないとしながらも、ウスマンの話には耳を傾けるだろうと語っています。
「今彼には多くの選択肢がある。もし彼がその試合を望み、マスヴィダルも望み、みんなもその試合を見たいと思っているならね。どうなるかわからないよ」