昨年6月にアルジャメイン・スターリングに第1ラウンドサブミッションで敗れたコーリー・サンドヘイゲンでしたが、その後はマルロン・モラエス、フランキー・エドガーに勝利したことでタイトル挑戦が近づいています。
しかし現在のバンタム級チャンピオンであるピョートル・ヤンは、ユライア・フェイバーにノックアウト勝利した後、ジョゼ・アルドとのチャンピオン決定戦で勝利してタイトルを獲得しました。
しかしサンドヘイゲンは『MMA Fighting』のインタビューで、ヤンが強い相手と対戦しないでタイトルを獲得したことに不満を示しています。
「ヤンが何の苦労もなくベルトを獲得したのはちょっとイライラするね。彼は大物選手に呼びかけて、フェイバーを倒してタイトル戦を勝ち取り、アルドを倒してベルトを手に入れた。私が過去2勝した相手の中にはアルドを倒したヤツ(マルロン・モラエス)もいるが、ノックアウトしているよ。ヤンは何もしていないのにタイトル戦ができたことは私の神経を逆なでするね」
次回ペイパービューのUFC259では、ヤン対スターリングのバンタム級チャンピオンシップが行われます。
もしUFC259でスターリングがヤンに勝利して、サンドヘイゲンがスターリングに勝利すれば、1勝1敗となることから3戦目が実現する可能性もあります。
サンドヘイゲンはスターリングと3戦目が実現することに何の抵抗もないと語っています。
「アルジャメインに負けてからは自分の実力を示せていると思う。試合で起きたことはいくつか修正したし、スターリングにやり返す準備は出来ているよ」
「アルジャメインとの対戦ならタイトル戦であり、リベンジを果たす試合になるだろう。これ以上エキサイティングなトリロジーはないと思うね。昔からあるようなUFCのトリロジーだ。今はバンタム級にとって良い時期だと思うし、素晴らしい試合になると思う。スターリングがヤンを倒して、その後私がスターリングを倒せば、トリロジーファイトが行われるだろう。お互いにとって意味のあるものだ。伝説的なトリロジーになるかもね。もし実現したらお互いにとって非常にエキサイティングなものになるだろうが、もちろん私が2勝するよ」