インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「もうトレーニングをするつもりはない」

昨年MMAからの引退を発表したハビブ・ヌルマゴメドフは、現在もライト級タイトルを保持しています。

UFCのダナ・ホワイトはヌルマゴメドフの引退からの復帰を諦めていないものの、すでにヌルマゴメドフはMMAを離れた生活を視野に入れているようです。

ヌルマゴメドフは『Esquire Middle East』のインタビューで、自身はもう本格的なトレーニングをすることなく、近くにいる選手たちに経験を伝えることを主にしていると語っています。

「毎朝起きてトレーニングを始めて、限界まで追い込んでいたから夕方には体が疲れ切っていた。私はただスポーツに100%を捧げるのではなく、自分のために生き、昼休み前でも少し眠れるような生活をしたいだけなんだ」

「私はもはやトレーニングをするつもりはないが、現在は自分の身近な人たちである友人やブラザーが最高のレベルで戦っている。共に道を切り開いている人たちが5~6人ほどいて、彼らを手助けしたり練習に付き合ったりして、私の経験を共有しているんだ。ある程度これはコーチング生活とも言えるかもしれないが、完全にコーチになるつもりはないね。あくまでも自分がそこにいることで経験を伝えているだけだよ」

ヌルマゴメドフの近くにいる選手の一人としてイスラム・マカチェフがいます。

すでにコーチのアブドゥルマナプからはヌルマゴメドフの後継者として指名されており、ヌルマゴメドフも以前のインタビューでマカチェフの実力を確信しています。

「今はみんなダスティン、コナー、チャンドラー、ジャスティン、オリベイラについて話題にしている。だが今年の終わりまでにはそれも変わっているだろう。今は誰もマカチェフに勝てるとは思わないね。彼がこの階級を支配するだろう」

なおマカチェフはUFC259のメインカードでドリュー・ドーバーと対戦する予定となっています。