すでに引退を発表しており復帰することを明言していないハビブ・ヌルマゴメドフですが、今週末にホワイトは再びヌルマゴメドフと会う予定であり、引退から復帰させることをまだ諦めてはいないようです。
ホワイトは今週行われた記者会見で、今いるライト級選手を戦わせて絶対的なNo.1コンテンダーを決めて、その選手とヌルマゴメドフを戦わせるつもりだと語りました。
「土曜日か日曜日に一緒に夕食をともにして話すだけだよ。あの階級では最後まで戦わせるべきだと思う。ランキング9位から1位までみんな素晴らしい試合をしているからね。好きなように組み合わせて試合が組めるし、彼らは本当に良い試合をしてくれる」
「次にタイトル戦に出場するのは誰なのかいくつかの試合で確認しよう。ハビブが興味を持っているなら、その試合に出てくれると思う。ハビブが『放っておいてくれ、聞かないでくれ』と言っているのを見たことがない。だからまだチャンスがあると思っている。それが私の見解だよ」
UFC259ではピョートル・ヤン対アルジャメイン・スターリングのバンタム級チャンピオンシップが行われます。
ヤンは元チャンピオンのTJディラショーとの対戦を望んでいますが、ホワイトはディラショーが再びタイトル戦を行うために、別の選手と一度戦わなければならないと語りました。
「我々は現在TJのために試合を組もうと取り組んでおり、勝てば次にタイトルをかけて戦うことになるだろうね」
今週アメリカのテキサス州ではマスク着用義務を解除し、商業活動を全面的に再開させると発表されました。
UFCは現在アメリカでの開催はUFC APEXで無観客で行われていますが、観客を満員にして行う可能性について聞かれたホワイトは、すでにテキサス州のアリーナとイベントを開催するための話し合いに入っていることを明らかにしました。
「テキサス州知事がそう言ったからすぐに連絡したんだ。ダラスがダメだと言ったから、ヒューストンでやろうとしているところだよ。ヒューストンで開催できるかどうかそのうちわかるだろうね」
「すぐにテキサスでやりたい。今後2~3週間で向かうつもりだ。準備はできているよ。我々がまず最初に行って完売することでそれを足掛かりにするんだ」
ホワイトは早ければ3月27日のUFC260をテキサス州で行う可能性もあると語っています。
「可能性はあるね。どうなるか様子を見てみよう。もし可能なら移すだろうし、そのための準備は出来ているよ。私はみんなに、もし開催できるなら我々が最初にやると言ったんだ。できるならそうするよ」