インタビュー・コメント

オルテガとヴォルカノフスキーがTUFの抱負を語る

UFCのリアリティ番組であるジ・アルティメット・ファイターの新シーズンでは、UFCフェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとブライアン・オルテガがコーチを務めます。

TUFは6月1日からESPN+で配信が開始される予定となっており、今年後半には両者が対戦することが期待されています。

今週行われたTUF29のメディアデーで、オルテガは記者たちに対して番組に出演することでこれまでとは違った一面を見せることができると語りました。

「選手としての私しか知られていないから、違った一面を見せることができるだろう。この番組が素晴らしいと思ったのは、私のコーチングの一面が知られていないからだ。この仕事をする前に、柔術を教えながら生計を立てていたことは知られていない。教えることは私にとって大好きなことだ。また私がヘナー(グレイシー)の教えを受けていたことも知られていないね。私はコーチングや教えることが大好きなんだ。細かいことを伝え始めると、会話しているのを忘れてしまうほど大好きだ。だから知識を欲しがっている彼らと共有できるのは最高だね。教える側としては誰かに強制されてやっている人もいるが、学ぶことや知識を得ることに貪欲な人たちがそこにいるわけだし、それこそ最高の人たちだ。彼らは感謝してくれるから教えることが好きなんだ。この番組では先生としてコーチとしてリーダーとしての自分自身を紹介することができるからとても楽しみにしている。普段自分がどれほどばかばかしい振る舞いをしているのか少しはお見せできるだろうね」

一方のヴォルカノフスキーは今回の出演にあたって、オルテガの違った一面を見れることを期待していると語りました。

「この番組に出ることにたくさんのメリットがある。もちろん戦略を練ったり映像を見て研究したりする時間が増えたのは確かだ。そういった時間は有効に使いたいと思っている。でもそれだけでなく、ショーを行って彼がどのようにトレーニングするのか、彼の態度を見てみたいと思っているんだ。ちょっとしたイタズラをするかもしれないし、もし彼が何もなしに熱くなってしまったら、次の試合前に彼のことを理解できるかもね。これを通して多くのことを学ぶことができるけど、やっぱり楽しんでやりたいと思っている。彼は負けず嫌いだと思うし、私も負けず嫌いだ。勝つためにやるべきことをやりながら、そこでのちょっとした冗談やイタズラも楽しめるだろう。私は全て順調だし、もし彼がそういった方向に進んだとしても私は落ち着いていられると思うけど、あとは彼を打ち負かすことができるかどうかだね」