インタビュー・コメント

シェフチェンコがヌネスとの再戦について言及する

ヴァレンティーナ・シェフチェンコは2018年12月にUFC女子フライ級タイトルを獲得して以降、防衛に成功し続けています。

先月のUFC261ではジェシカ・アンドラージを第2ラウンドTKOで勝利してタイトルを防衛しました。

シェフチェンコはUFCで2敗しており、どちらも現バンタム級・フェザー級チャンピオンのアマンダ・ヌネスに敗れたものです。

シェフチェンコは『MMA Fighting』のインタビューで、ヌネスとの再戦について聞かれ、将来的には実現するだろうと予想しながらも焦ってはいないと語っています。

「それは実現するだろうと感じています。何事にもちょうど良いタイミングがあるものです。だからこそそれが実現するのだと確信しています。おそらくそのときがこの試合にとって完璧なタイミングなのでしょう。それが実現するときです。だから誰かに無理やり戦おうと言わせることはできません。どちらかが戦いたくなければ、この試合が実現することはないし、誰も強制することはできません。なぜ私がこのようなことに焦ることがないかといえば、余計な力を入れなくてもそうなっていく気がしています。毎回言っているように、自分たちの階級で成功し続ければ意味のあるたった一つの試合になるからです」

現在のパウンド・フォー・パウンドランキングではヌネスが1位、シェフチェンコが2位となっていますが、このランキングはあまり重要ではないと語っています。

「(パウンド・フォー・パウンドランキングは)全く気にしていないですね。私が唯一気にしているのはタイトル防衛のことだけで、自分の格闘技人生を送るために必要なこと全てを心に従うままに進めているだけです。これが私にとって本当に重要なことなのです。私はパウンド・フォー・パウンドランキングをあまり信じていません。というのもウェイリーが私の前にいた時点ですでに意味がないことはわかっているからです。だから次の試合までの間はそこにいていいよって感じでしたね。そのリストを見て楽になりました」

またシェフチェンコはこのままヌネスと二度と戦わずにキャリアを終えても満足できるかと聞かれ、次のように答えています。

「この質問に答えるのはとても難しいですね。というのも10~11回タイトルを防衛してそこで自分がどう感じるかが問題だからです。本当の気持ちを知らないまま将来の自分の気持ちを伝えるのはとても難しいことです。おそらく推測でも問題ないでしょうけど、はっきりとしたことは誰にもわからない。将来何が起こるかなんて誰にもわからないんですからね」