インタビュー・コメント

ポイエーが昔のマクレガーに戻ることを期待する

来週末に行われるUFC264のメインイベントでは、ダスティン・ポイエー対コナー・マクレガーが行われます。

最初の対戦は2014年のUFC178で、このときはマクレガーが第1ラウンドKOで勝利しています。

今年1月のUFC257では2度目の対戦が行われましたが、このときは年を重ねて大人になったマクレガーはポイエーと親しげに会話を交わすなど、温和な態度を示していました。

しかし今度はポイエーが第2ラウンドTKOで勝利し、対戦成績を1勝1敗にしました。

ポイエーは『ESPN』のインタビューで、3試合目に向けてマクレガーがトラッシュトークを復活させて昔のチャンピオン時代を取り戻すことを期待しているものの、そのための準備はできていると語っています。

「この試合の良いところは、もしまたクレイジーなコナーが出てきても俺は気にしないということだ。前回の試合でもしコナーがクレイジーだったとしても、おそらく大丈夫だっただろうね。俺はもう大人なんだから何が重要で、何を自分でコントロールできるのかくらいはわかっているよ。以前のように、評論家みたいに精神的に自分を追い詰めることはない。またコナーはクレイジーになると思うよ。間違いないね」

試合が近づくにつれてソーシャルメディアでの発言が増えているマクレガーに対してポイエーは、来週末の試合でマクレガーの本当の部分を見ることができると語っています。

「流血するようなどぎつい試合がしたいんだ。戦う意思を問いたい。第1ラウンドの最初の1秒から不快なものにしたいね。格闘技というのはゴングが鳴ったときやトレーニングをしているときだけがリアルなものだ。それこそ俺が愛してやまない格闘技に唯一あるリアルな部分なんだ。それ以外は誰かがかっこいいことを言ったり、インスタグラムでたくさんのいいねをもらったり、フォロワーを増やしたり、面白い動画を作ったりね。それらはファッションショーのようなものでうんざりしているよ。全部フェイクだ。実際のところはあのゴングが鳴ったときが100%リアルなものだし、俺はそれを彼に示したい。ああだこうだと言って話題にしている彼が本当に戦うことを望んでいるのかがわかるだろうね。俺は自分のことを信頼しているし疑う余地は全くないよ」

UFC264は7月10日にラスベガスにあるTモバイルアリーナで開催されます。