インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフ「今週マカチェフは実力を示すだろう」

今週末のUFCファイトナイトでは、イスラム・マカチェフとティアゴ・モイゼスが戦います。

元ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの父親が亡くなる前、次に期待した選手がマカチェフだったようです。

ヌルマゴメドフは『ESPN』のインタビューで、マカチェフは今後UFCチャンピオンになるべきであり、そのためにまずは今週勝って自分自身がタイトル戦に相応しいことを示すべきであると語りました。

「父が私に、私たち(ヌルマゴメドフとマカチェフ)の年齢は3歳しか違わないのだから私がキャリアを終えるときとイスラムが次に来るときは同時でなければいけないと言っていたのを覚えている。だからイスラムには『君はまだトップ10でも9位にいて遅れているし、今の時点でトップ3に入っているべきだ』と伝えたんだ。でも彼は確かに遅れているが、今週土曜日に彼はハビブのスパーリングパートナーでもブラザーでもなく、世界中にイスラム・マカチェフだということを示さなければならない。いや、彼は世界最高の選手にならなければいけないね。例えば8連勝して、全員に勝って彼がタイトル戦を戦うべきだと声が挙がるとかだ。ブラザーや友達だからとか、そういった理由で言っているのではない。そして今週土曜日に彼はそれを示してくれるだろうね」

マカチェフは前回の試合でドリュー・ドーバーを相手に第3ラウンドサブミッションで勝利しています。

ヌルマゴメドフはモイゼス戦をドーバーより簡単ではないとしながらも、マカチェフにとっては今が実力を示す絶好のタイミングであると語っています。

「彼は10月に30歳になるが、世界で誰がベストなのかを示す絶好の時期でもある。私が30歳のときにUFCライト級チャンピオンになったからだ。精神的にも肉体的にも最盛期のレベルになると思う。30~32歳はパーフェクトな年齢だよ。そして彼は今この年齢にいて連勝を続けている。精神的にも肉体的にも、ボクシング、キック、グラップリング全てにおいて、彼は他の選手よりも一歩リードしていると思う。例えばダスティン・ポイエーをフィニッシュできると私は本気で信じているんだ。ダスティンは怒るかもしれないけどね。彼ならチャールズ・オリベイラを打ち負かすことができるだろう。チャールズが彼を防ぎきれるとは思えない。本気でそう思うよ。ただ我々には時間が必要なだけなんだ」

「来年にはイスラムはタイトル戦を戦うことになると思うね。ティアゴ・モイゼスを過小評価したくはない。私の考えだが、彼は前回戦ったドリュー・ドーバーよりもずっとタフで良い選手だと思っている。グラウンドでティアゴ・モイゼスをフィニッシュするのは簡単ではない。でも来年には(マカチェフが)タイトル戦を戦うことになると思うし、最低でも2~3年間はチャンピオンとしていられるだろうね」