UFCフェザー級チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、9月25日に開催されるUFC266で、ブライアン・オルテガを相手に防衛戦を行います。
ヴォルカノフスキーはこれまでマックス・ホロウェイに2度、ジョゼ・アルド、チャド・メンデスに勝利してきました。
しかしホロウェイとの試合では僅差の勝利だったことから、試合後には疑問の声も挙がっていました。
ヴォルカノフスキーは『MMA Junkie』のインタビューで、オルテガをフィニッシュすることは簡単ではないとしがらも、そこにこだわって勝ちに行く姿勢を示しています。
「今は自分の自信がとても高まっているんだ。これまでも自分の仕事には自信を持っていたが、今は勝つだけでは満足できないほど別次元のものになっている。勝つのは良いことだし、みんないつも勝者のことを覚えているが、同時に楽しませることで人々の記憶に残ることになる。今は何かが違うんだ。スパーリングをしているときにはどんな状況でもフィニッシュすることをイメージしている。今回はエンターテインメント性を重視しているよ。もちろん試合には勝つつもりだが、それと同時にワイルドなやり方で勝ちたいと思っている。アリーナを後にする人たちには、何て良かったんだと言ってもらいたいし、感動してもらいたい。それが今の自分に起こっている変化だと思っているよ」
「彼は今とても打たれ強いことを証明したし、フィニッシュすることは難しいと思っている。しかし前回の試合でも言ったことだが、私はこの試合をフィニッシュする必要があるんだ。だから前に出て彼を早めに追い詰めたいね。多くの人たちは彼が打たれ強いから無理だと思っているが、自分には絶対にできると信じている。フィニッシュして勝つことが目標だよ。彼をノックアウト、TKOもしくはサブミッションで勝たないと満足できないね。会場のみなさんにはショーをお見せするよ」
なおラスベガスで開催されるUFC266ではその他に、ヴァレティーナ・シェフチェンコ対ローレン・マーフィーの女子フライ級タイトル戦、ニック・ディアス対ロビー・ローラー、カーティス・ブレイズ対ホーゼンストライクなども予定されています。