TJディラショーは7月24日に行われた復帰戦で、コーリー・サンドヘイゲンを相手にスプリット判定で勝利しました。
試合中カットによって大量の出血に苦しめられたディラショーでしたが、それ以外にも第1ラウンドで左膝に複数のケガを負っていました。
ディラショーは先日のインタビューで、試合中に起きた膝のケガについてそのときのことを語っています。
「軽いレッグロックの状態だった。50/50のポジションだったが冷静になっていた。このラウンドは自分が勝っているからもういいと思って、上になってこのラウンドが終わるのを待とうと思ったんだ。でも彼がパンチしようとしてきたから、仕方がないと思ってグラウンド&パウンドを始めた。彼はレッグロックから俺を捕えきれなかったね。我々は混戦になって彼が立ち上がろうとしたとき、俺も胸を張って体を起こそうとしたら、それと同時に膝が、LCLが音を立てたんだ。大きな音がしたよ。自分はその音を聞いていたから、彼がその音を聞かなかったり感じなかったりしたことにはとても驚いている。だから自分でもケガをしていることはわかっていた。ラウンドが終わってすぐに足を引きずってコーナーに戻り、座りながら俺の膝はダメだと思ったね。それが俺の中で最初によぎった言葉だった。ESPNのテレビ放送では消されていたけど、俺は『F●uk』と言ったんだ」
試合後に6ヵ月間のメディカル・サスペンションを受けたディラショーでしたが、先週膝の手術を受けました。
当初の想定よりも短い3ヵ月でトレーニングに復帰する予定であると語っています。
「ケガは内側半月板バケツ柄断裂、外側半月板断裂、PCL断裂でほぼ全てだ。ACLじゃなくて良かったね。というのもACL断裂であれば回復には9ヵ月要すると言われていたから、この結果には満足している。来年初め頃にはタイトルマッチができるように、今は良いトレーニングができるようになるまで3ヵ月での回復を目指しているよ」